5月某日、私は煎餅を片手に携帯をいじくっていた。
インドのコロナウイルスの感染がおさまらず、日本からインドに帰るのなんてもう一体いつの話になるのかと、そんな予想を立てることもなくただひたすら家で在宅ワークを続ける日々。スターバックスで仕事を続けていたが、もうインドには当分帰れないと悟り、家の在宅ワーク環境を完全体にしてからは、非常に仕事の効率が上がり、サクサクと仕事が進むようになった。その反面、下手すると家から一歩も出なくても生きていけるようになってしまったため、マジで動くという行為が無くなった。そんなある日、夜な夜な一人でパソコンをカチャカチャいじっていたら、中国の彼女から電話がかかってきた。
ビデオを繋ぐ。
いつものように他愛のない会話をしていたら彼女が一言・・・
彼女「最近・・・体重測った?」
私「え・・?測ってないよ。なんで?」
彼女「私くん・・・絶対またクマになってるよ・・お母さん何か言わない?」
私「・・・・・Dちゃん(彼女)みたいに、僕のことを、またクマになってきた・・っていうよ・・」
彼女「ちょっと・・・・体重計のってみて?」
私「え~やだ・・・絶対太ってるもん・・」
彼女「いいから・・・早く・・」
・・・・・・よっこらしょっと
!!!!!!!!
彼女「どんぐらい?まさか・・・キュージュッキロ?」
(昨年、私の体重がマックス90キロまで上がっており、あまりの衝撃に彼女は「90キロ」という日本語を覚えた)
・・・・・・・
私「そんなわけないよ~~90キロはやばいよ~」
彼女「何キロ?」
私「87・・・」
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
勉強中だった彼女はとっさにテキストで顔を覆った。
彼女「もう!ほぼ戻ってるじゃん!!!!もうこれ以上太らないって約束したじゃない!!ジムは!?なんでジム行かなくなった!??」
私「!!!!????・・・・・実は・・・インドに戻れると思って解約した・・・・」
彼女「もう一回行って!!こないだダイエットしてたけど、何キロリバウンドしたの?」
私「7キロ・・・」
彼女「あきらめないで!!アメリカで会ったときの私くんはどこ行ったの!!???」
私「リモートワークは怖いね~」
彼女「ジム毎日行って!!戻ってきて!!」
私「わかりました・・・・もう一回やってみる・・・」
・・・・・・・
・・・・・
また、トレーニングを再開した。
ちなみに、インドの友人からトレッドミル中古で買った。本日インドの私の家に無事セットアップ完了。これを使う日はいつになるのだろうか。。