396回目〜401回目の6話完結シリーズ
2009年:発音記号を覚える
これは、僕が大学三年生の頃。
バイトで貯めた金で、アメリカのポートランドに一ヶ月留学したことがある。
その時に、日本で勉強していた方法では絶対喋れるようにならん・・・
と感じて、色々調べた結果、まずは発音記号でちゃんとルール通りの発音しなければならないということに気がついた。
Please black coffee(スタバ)
は、プリーズ、ブラックコヒー ではない。
/pliːz/ blak/ kôfē
と、発音しなければならないということを。
まず、一個ずつ、正しい発音と、口の形を作る必要がある。
http://mymeet-up.com/hatsuon/ (発音記号練習)
そして、一つ一つの単語を正確に発音する必要がある。
どういう発音をしたらいいのかは、
グーグル翻訳すれば、
単語ごとにそこに書いてある。かつ、音もでる。(昔は、電子辞書でその発音記号を見ていたものだ・・・)
この時に、もし発音記号が読めれば、正しい音で単語をルール通りに発音できる。発音記号が読めなければ、ただ真似るだけで、体に染み込ませるには足りない。
- 発音記号がわかる
- 発音できる
- 単語の発音記号がわかる
- 単語を発音できる
- 耳と口に染み込ませる。
- 頭は使うな。どうせ忘れる。
そして、毎度毎度これをめちゃくちゃ練習する。
この地点ではなにも考える必要ない。
日本語訳なんて絶対覚える必要なし。
発音だけ練習しておけばいい。
強調したいのは、
過去の日本語発音は捨てろ、全てリセットってこと。
英語習得は筋トレと同じ
生まれてこのかた100M選手として人生を過ごし、
短距離しかしてこなかった人間が、
突然、その筋肉のまま10000Mを走れと言われても、なんか無理そうってのはイメージつきやすい。
短距離には短距離の筋肉がある。
長距離には長距離の筋肉がある。
と、同様に、
日本語を話す口の筋肉と、
英語を話す口の筋肉は違う。
日本語マッスルをすべて捨てて、英語用の筋肉を一から筋トレしなければならない。
そう・・・お察しの通り、
もちろん・・・・
時間がかかる・・・・
発音記号をなんとなくマスターするまで、
確か大学三年のとき・・・
2ヶ月ぐらいかかったような気がする・・・・
http://mymeet-up.com/hatsuon/ (発音記号練習)
でも、想像してみてほしい・・・
筋肉が完成する・・・・
すると、思ったこと、言いたいこと、がストレスなく、反射的に口から出てくるようになる。
これはなんでかわからん・・実体験。
経験として、日本語マッスルで英語を話している時は、
頭の中で文章が日本語から英語に翻訳されて、その頭の中の英語を読んている感じ。
でも前に比べたら、
今の自分は、
自分で何を喋ったかは、あんまりいちいち考えていない感じ。
思ったことが、すっと出る感じ。
風通しが良くなった感じ。
これが、僕の実体験。
ああ・・なんか俺、
超、英語できます。
みたいなキャラになるような文章になってるけど、
それは違う。
ここで伝えたいのは、英語で人生を楽しいと実感するまでにやったこと、そしてそれは、お勉強が出来なくても全然到達可能だっていうことを言いたい。
基準は自分の中にある。
つづく・・