中国頑張れ
日頃からお騒がせしている中国の新型コロナウイルス。
僕自身海外に今住んでいて、中国人の彼女を持つ自分からしてみると、
中国にも行ったことがない人が、中国に対して、今回の件だけでメディアの影響を受けて、中国に悪いイメージを持つのはあまり良くないと、とても実感する。
中国と付き合いがあって、公私ともにお世話になっている大国。
言っとくけど、日本よりめちゃくちゃ発展しているよ。
そして、冷静にこの数字を見てほしい。
すべて厚生労働省が発表しているデータから拾ってきた。
新型コロナウイルス 2月10日現在 中国
国・地域 | 感染者数 | 死亡者数 |
---|---|---|
中国 | 40,171名 | 908名 |
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09418.html
中国の人口は今1,427,647,786人。
つまり人口に対する、感染者率は人口の0.3%。
実際はもっといるだろうが。。
毎年恒例季節性インフルエンザ 日本
Q10.通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいですか。
例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われています。
国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡数は214(2001年)~1818(2005年)人です。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。(厚生労働省より)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html
日本の人口は、126,860,301人。
つまり日本の人口に対する感染率は、7.8%。
人間は未知なるものに恐怖を抱く
僕の愛読書FUCTFULNESSでも言っていたよ。
人間は、「よりドラマティックなシーン」な方に惹かれる傾向がある。
今回のコロナウイルスはまさにそうだ。
メディアが中国の病院のワンシーンを報道して、どれだけひどい状況になっているのかをドラマティックに報道している。
中国が報道しているようにも見えるが、日本のマスコミがそれをピックアップして、ドラマティックに過剰に報道しているのも考えられる。
そんな報道を見たら、実際よりもドラマチックに記憶され、より悪く勝手に想像してしてきまうのが、人間の性質である。。というのが、ファクトフルネスで伝えたいこと。
新しいもの、未知なる恐怖・・・・
コロナウイルス・・・・
これから、感染するかもしれない・・・
死者が出た・・・・毎日急増・・・・
そんな報道をされると、中国はやばい・・・みたいな印象を受けるかもしれないが、冷静になってみてほしい。
中国のコロナウイルスの感染者数は中国の人口の0.3%
日本で流行する季節性インフルエンザは日本の人口の7.8%
更に付け加える・・・・
報道によると、コロナウイルスはインフルエンザの軽い症状?”かもしれない”らしい。
インフルエンザの方が圧倒的に日本にとって感染の驚異があるのは明らかだが、
仮に、インフルエンザにかかった方が、コロナウイルスにかかるよりも、どちらかというと、じゃっかん安心感があるのはなぜだ・・・
それは、コロナウイルスが、
未知なるものだから。
実際、インフルエンザの方が圧倒的に日本で感染しまくって、死者数だしているのに。。。。。
この感じ、なんか変。冷静に統計を見ると余計そう思う。
最後に、興味深いニュースを見た。
コロナウイルスのお陰様で、日本では予防対策が個々で徹底されるようになったせいか、インフルエンザの感染者数が昨年よりも減少傾向にあるとのこと。。。。。
へぇ。。あれ?
結果的に公衆衛生的には、日本はいい方向に向かってないか?