ちょっと1人になります。。。。
ムンバイで仕事をした後にデリーへ向かう。最終目的地は、「ラダック地方」の「レー」という町だ。チベット文化圏に属し、大部分がチベット民族である。そのため、「インドのチベット」とも呼ばれる場合がある。標高は約3650m。インドと中国の国境沿いの町で、1975年まで外国人の受け入れをしておらず、観光地化が進んだのもここ数十年のこと。それでもチベット文化が色濃く残っており、中国国内にあるチベット自治区よりも、本来のチベットの文化が残っている秘境と言われている。中国とインドの国境ってことで、旅の企画をした際にはビビったが、どんどん調べて、そして現地に来てみれば、「ハンパなく優しい民族」であることがわかった。外国人の私たちに対する「ホスピタリティ」がすごい。私は、ホテルではなく「ゲストハウス」に宿泊しているが、一泊2500円前後だけど、ここで頂いたチベット民族の方々の心温まるおもてなしは、かつて経験した事がないほど、とても心温まるものだった。これから、旅の景色やいろんなことを書こうと思うが、まず「チベット民族の人柄」、、これが最も私の心を打った経験だった。
レーに向かう
ムンバイから直行便は出ていない。デリーを経由していく必要がある。しかし、デリーからは、毎日10本ぐらい便が出ていて、インドの中でもかなりの観光地化が進んでいる地域であることがわかった。デリーからも飛行機で1時間ほどで到着する場所で、小旅行でデリーから来る人も少なくない模様。ただし、小旅行で来るのは結構リスクが高いと今回自分は身をもって感じた。それは高地順応が必要だからだ。私は、土曜日にレー空港に降り立ち、そのままゲストハウスへ、その日は休むことに徹した。その夜から突如始まった「頭痛」「吐き気」。夜の9時に無理くり寝たが、2時間おきに目を覚ました。これが「高山病」ってやつかと思い知らされる。しかし、翌日の朝を迎えると、少し頭が重いだけで、頭痛はひいており、体内の血中酸素濃度も正常。2日も寝れば、もう平地にいるのと同じぐらいのコンディションとなった。余裕を持ってきておいて良かった。この順応を無しに、更にここから高度を上げていこうと思ったら超しんどかったに違いない。
Hidden Himalaya の「サチ」さん
今回非常に心強かったのは、この僻地に、「日本人」が住んでいることだ。その名も「ジョウコウ・サチ」さん。彼女は日本で「秘境旅行代理店」に勤めており、その旅行先であったザンスカール(インドのレーから車で片道1.5日)へ向かった際に、今の旦那様と出会い、そのまま結婚。そして、「レー」の町に住み着いたらしい。そして、「Hidden Himalaya」という旅行代理店を経営しおり、今回その旅行代理店に私の身を全て託した形となる。なので、「安全」「情報」「コミュニケーション」という点では完全に担保された形となった。これが非常に旅を楽にさせている。私は彼女に、「現地の文化を深く知りたい」「ホテルじゃなくて、ホームステイがしたい」など、いろんなリクエストをさせていただき、彼女が私の旅行プランを臨機応変に作ってくれる。バックパッカーみたいな冒険というより、限られた時間の中で、最大限バックパッカーっぽく、より現地の文化を知りたい今の僕にとってはかなり有難い存在だ。サチさんが現地にいれば、かなり安心。レーに来る時は、1人であろうと、グループであろうと、絶対彼女と連絡を取るべきだ。
サチさんの家にお邪魔した
そのままの流れで、昨日家にお呼ばれし、お茶を飲みに行った。その中での会話。
内「てか、なんでこんなとこに日本人いるんすか!笑」
サチさん「ほんとですよね〜笑」
内「マジですごいわ。てか、サチさん。あの、テレビ出れるレベルじゃないっすか!?あの、こんなところに日本人的なやつ」
サチさん「それ、私出てます・・・笑」
内「マジっすか!!??」
私は今、一体どんな方と会話しているのだろうか笑 なんか、、「すごい人伝説の人」とお会いしてしまったような気持ちになった・・・笑。
下に、サチさんと、旦那さん、四男の子、そして、ドライバーさんとの写真を載せるが、そもそもチベット民族の方々は、東アジア系の日本人に近い顔立ちをしている。なので、一緒に写真を撮ると、誰がチベット民族で、誰が日本人か一瞬見分けがつかなくなる。
写真を数枚
土曜日にレーに来て、レーの町を散策。そして、日曜日は、チベット仏教のお寺周りをした。その道中の写真も数枚載せておくことにする。
YouTubeでも語ってみた
4月11日(月曜日)ー4月13日(水曜日)は一応仕事
なので、ここレーの町でリモートワークを実施する。ウェブ会議もなんとか弱いインターネット下で出来た。後2日仕事をここでやって、残りの4日はインドは祝日。なので、その日には、「インターネットすら入るか微妙な奥地」へ出向いて、現地の村でホームステイをする予定。
続く