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803回目:ラダック旅行記② Khardongla(カルドゥン・ラ) 

インド祝日突入

4月14日(木曜日)インドが祝日となる。遂に、「レー」の街でのリモートワーク期間が終了し、「レー」の街から遠出をする。現在インターネットが確保されているが、この先はインターネットが入るかどうか分からない地域となる。本日から2泊3日の本気の旅。1日目は、「ヌブラ渓谷」という場所で一泊し、翌日移動し、「バンゴン湖」で二泊目、そして、土曜日に「レー」の街に戻ってくるスケジュールとなる。

まずは、C→Aを目指す

ちなみに、「ヌブラ渓谷」と「パンゴン湖」へ行くには、「通行許可書」が必要になるため、事前に「レー」の街で、旅行代理店にお願いして、事前に発行してもらう必要がある。

「Khardongla(カルドゥンラ)」

「ヌブラ渓谷」へ向かう前に、一つ重要なポイントを通過することが判明。それは、「Khardongla(カルドゥンラ)」という場所だ。「レー」と「ヌブラ渓谷」の途中にあり、「レー」の街から約2.5時間程で到着する。

C→Aの途中に、カルドゥンラがある

その場所は、標高17982Ft(5481m)で、「車で通過出来る世界一標高が高い場所」である。しかし、残念なことに、大雪に見舞われ標高5000mからの景色を堪能することが出来なかった。

カルドゥンラへ向かう途中

「カルドゥンラ」に到着し、少し歩いてみる。すると、「これが5000mの経験か!!」と言わんばかりに、歩いただけで一瞬で息が切れる。解説を入れて動画も撮影していたので余計に息が切れる状態だった。

そして無事、「世界最高ポイント」で写真を撮り、では、先を目指そうと思った矢先、ドライバーのおっちゃんから衝撃の一言が。

おっちゃん「この先まだ通行止めになってて少しここでステイになります。」

私「嘘でしょ笑」

標高5481mでステイ・・・。標高3500mの「レー」の街に5日も滞在し、高地順応は成功しているとは言え、流石に5000mで待機は厳しいだろ、、と背筋が凍る。確実に高山病になりそうな雰囲気満点。その後、車は無事に動き出し、ここから本日の目的地、「ヌブラ渓谷」へ向かう。「ヌブラ渓谷」は標高3500mになり、「カラドゥングラ」から一気に2000mも標高が下がることになる。

襲いかかる高山病

案の定、「ヌブラ渓谷」へ向かう道中、徐々に高山病の症状が襲う。頭が痛くなり、気持ち悪くなる。車に酔ったような感覚に近い。ちなみに高山病は、高い所からいきなり低いところへ移動しても起きる。余談になるが、10年程前、私が富士山登山をした際に、山頂までは何ともなかったが、下山の際に調子にのって走って下山をしたため、突然の標高の変化から、逆に低地で高山病になった経験がある。まさに、そんな感じで漏れなく、標高5481mから3500mに落ちたところで高山病になった・・・。ただ、何とか、本来の目的地「ヌブラ渓谷」へ到着した。

続く

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