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備忘録

Indianlife

820回目:妻に会う⑩〜内モンゴルへ〜   

2022年10月2日の備忘録

無事に帰ってきた

2ヶ月に渡りムンバイを離れ、日本と中国で結婚式及び、親戚関係へのご挨拶を終え、無事9月29日にムンバイに戻った。それでは、中国で起こった事をまた綴っていこうと思う。このブログは下記のブログ、日本から中国へ移動し、隔離が明けてからの続きの話だ。

9月15日 広州から内モンゴルへ

妻のお母さんが住んでいるのが中国の広州。そして、これから、お母さんの実家、そして、妻が生まれた故郷、「内モンゴル」へ移動し、親戚の方々と会い、結婚パーティーをしに行く。

内モンゴルとは

内モンゴル自治区は、中華人民共和国の内陸部に位置し、モンゴルとの国境のほとんどを占めている。また、首都はフフホトで、その他の主要都市は包頭赤峰通遼オルドスなど。産業としては、石炭やレアアースが取れる資源が豊富なエリアで当たって普通の田舎町。「内モンゴル」と聞くと、「遊牧民の家に行ったの?」と言われることもあったが、イヤイヤ、普通の家ですって感じだった。

また、来てからわかったのだが、ここいら中国北東部は、「満州事変」の発端となった、「盧溝橋事件」を皮切りに、日本軍が侵略した地域に非常に近いエリアで、その歴史も人々の心の中には刻み込まれている事を実感した。特に、9月18日盧溝橋事件が勃発した日には、サイレンが午前中にずっと鳴り続けていた。ただ、特に差別を受けることとかも全くないのだが、「そういう日」であるやらという事実から、あまり日本語は話をしない方がいいとは妻から言われた。

ちなみに、迎えられた家族からは、めちゃくちゃ歓迎され、もう今の日本には無いような、昔ながらの家族の絆を実感した。それは後程、書こうと思う。

内モンゴルの家族と初対面

9月15日。私は初めて内モンゴルのご家族と対面した。

取り敢えず、お爺ちゃんとお婆ちゃんの家に来てご挨拶。その後、皆さんで夕食を食べに行った。私は中国語が全く話せないので、妻が通訳をしてくれた。一つ感じたのは、めちゃくちゃ喜ばれたこと。言葉は分からないけど、すごい色々気を使ってくれて、しかも、当分2人で居候する家まで貸してくれた。この家は、妻のイトコ家族の家。このご家族は、要は僕に取っては中国の義理の兄弟夫婦になるわけだ。この旅の中で、この夫婦ととても長い時間を過ごすことになる。そのイトコ夫婦が私たちのベットをデコレーションして待ってくれていた。これが中国の結婚ってやつか・・・すごいな・・

私たち夫婦の2週間弱の内モンゴルステイが始まった。

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