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備忘録

Indianlife

769回目:また、トラブル

10/28

F bossを最高の形で見送った。

新ボスのY bossも一緒に、会議のために日本に一時帰国した。新ボスがムンバイに再登場するのは12月。

しばし、インド店は、私と相棒が仕切ることに。仕切ると言っても、今までと特に変わったことはしないが、ボスが留守の間に何らかの事件、特に事故や病気をするとめちゃくちゃ問題になるのは目に見えてるから余計注意したいところだ。ただでさえ、やらかしがちな私。

10/29に野暮用でオフィスにいく。すると、突然とあるスタッフから連絡が。

「私とすぐに個人的に相談がしたいです」

これはまた何か起きるな。。そう察した。間違いない。絶対何かが起きる。しかも、彼はわざわざ土曜日に私の家の近くまで来て直接話がしたいという。只事ではない。取り敢えず、仕事のことがどうか聞いてみたところ、仕事ではないという。私は、想定し得る事を色々考えた。最悪のケースは、親戚や家族が病気になり手術代が払えないから金を貸してくれ系か?というところまで想定した。

翌日の土曜日の昼下がり、私が住んでいる地域のスターバックスに呼び寄せた。彼は、リキシャーを飛ばして片道1.5時間かけてわざわざきた。アイスブレイクの会話を最初にかまして、トーンを緩め、私から切り出した。

「これから何が起きるんだ?」と。

彼は言う。

「何も起きません。。ただ、私、ヘッドハンティングされて、転職したいのです」

「そっちか。。」

そこから、2時間程であろうか。立ち話をずっっっとして、彼の話を聞きまくった。何故その会社に行きたいのか、うちの会社は嫌なのか、給料か、などなど、雑談を交えつ、時たま冗談も言いつつ、めちゃくちゃ聞きまくった。すると、彼は、我々の会社では絶対手をつけられない分野に関わる仕事のチャンスを得て、それはインド人的にも一生に一回来るチャンスかどうからしい。それが根底にあった為、俺は引き止めることは出来ないと察した。いかんせん、彼は昨年も別な件で辞めると言い出し、何とか静め、私の目下、彼が望んでいた仕事のスタイルを尊重し、満足そうに仕事をしていた分、とても残念だが、突然やってきた今回の件は、もう止められんと判断。惜しい人材を逃してしまうが、私も止まってはいられない。彼が居る間に、彼の引き継ぎを素早く行い、新たに人材を採用していか必要がある。また、変な動揺を他のメンバーに与えないように、他のメンバー達にも気を使う必要もある。タイトルにはトラブルと書いたものの、もうこのぐらいの程度では、そこまで大きなトラブルにも感じなくなってきたのは、それなりに打たれ強くなった証だろうか。

彼は、主に輸出入の貿易業務を中心に任せた物流担当。インドは輸出入の規制がアホみたいに複雑な故、彼の調査能力やリスク回避力、はたまた土日もフル無視で働く態度には、明らかに戦力になっていた。※脱線するが、インドには働き方改革なんてものはない。インド人達との関係性が出来たら、「24時間仕事しろ」ぐらいのことを言っても何も問題ない。

また、同じような人材を探すしかない。てか、人事部じゃないのに、なんで私が採用活動してるんだ?と自分で自分を問いかけたいが、そう言えば、人事部もうちのインド店ではまだ手薄。人事部の人員を強化するのが先か、手前の自分のチームのメンバー強化が先か。まずは、目の前の問題を解決することに集中しよう。なぜなら、私が一人で出来ることは限られている。であれば、自分のチームのメンバーを増やして、私は常に指示する側に回り、後はインド人に基本やらせまくるスタンスで行かねば、組織とビジネスは拡大しない。。全ては走りながら考える。ますば、来週から怒涛の採用面接がスタート。突然めちゃくちゃ忙しくなりそうな匂いがする。

まずは、基本毎日ジム行って、ちゃんと寝よう。

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