「お金の大学」を参考にし、勉強している自分のための「備忘録」である。『お金持ち=経済的自由を獲得』と定義づけられ、『お金持ち』とは、『生活費<資産所得』となった状態。つまり、経済的自由を獲得した状態に到達したことをいう。そうなるための手段は5つ。①貯める②稼ぐ③増やす④守る⑤使うだ。この章では「貯める」に焦点を当てて勉強する。
永遠の論争「賃貸VSマイホーム」
結論からいう。「賃貸VSマイホーム」でどっちを取るべき?という問いに関しては答えは明らか。それは「賃貸」だ。ここでは、「マイホーム」を手に入れることにより、「仕事へのモチベーションが上がる」とか、「一家の大黒柱として・・」とか、「白を築いた」とか、そういうメンタル的な感情論は一旦置いておいて、冷静に経済的側面から客観視する視点で物事を考える必要性がある。ちなみに、この「賃貸VSマイホーム」論争では、今回の「お金の大学」の他、自分が参考にする名だたる事業者「ホリエモン」「マナブ」「イケハヤ」「ひろゆき」などなど・・・の中で「マイホーム」と答える人は1人もいない。
リセールバリュー(売却時価格)を確認する
この本では、マイホームを購入する際には、リセールバリューを考えなさいと語っている。リセールバリューとは、いざとなったときに、その家を手放す時の売却値段だ。iPhoneを買って新しいiPhoneを買うときに、下取りに出したとしよう。その時の売却価格が元々買った値段を上回れば、あなたは利益。それの家バージョンってことか。万が一損失が生まれた場合(ってかほぼ損失だけど)、その金額と同じ時間、賃貸で借りていた場合の費用を比較して、マイホームの方が出費が低ければ、買った意味があった・・ということだ。購入価格の問題ではない!大事なのは未来のリセールバリュー!
リセールバリューの高い家って?
なるほど。リセールバリューの高い家であれば購入してもOKってことか!ほんなら、リセールバリューの高い家と低い家の特徴を見てみる。
ただ、、問題はこれではない。それは・・・・・
我々のような不動産ど素人の一般人が、リセールバリューの高い物件を見極めて購入することは不可能ってことだ!!
原因はこちら・・・
- リセールバリューがそもそも上がる物件なんて、とうの昔に開拓され、そんな財宝のようなものが、不動産屋から我々一般庶民に回ってくることなんて現実的に有り得ない。
- リセールバリューが高い物件が出たとしても、不動産投資、上級投資家、そして資産家に抑えられ、我々一般人に紹介される物件は残り物。
- 物件の価格上昇は、経済の発展と人口増加が原因で起こる。なので、今の経済不況人口少子化高齢化日本ではありえない。
このデータを見ればわかる。マイホームどころか、空き家が増えているのがこのご時世だ。「マイホーム」は、「資産」と認識し購入する「神話」が、いまだに語り継がれるが、実際は「負債」になる可能性がとても高い。なぜなら、マイホームは老朽化、陳腐化するため、修繕費用という臨時出費が家計に与える影響は後々大きくなる。また、「資産価値」として購入していても、いざお金が必要になった時、結局すぐに手放すことはできない。それは手続きやその時の家庭環境や子供の環境に影響する。また、ローンを組んだとする。35際で35年ローンを組んだとする。ローンのお支払いが完了するのは70歳。70歳から初めて「資産」になる。それまでは「負債」。だって、ローンで買ってるわけだから。さて、70歳の私・・・その時のマイホームのリセールバリューは?
私は、リセールバリューの判定に自信がないから賃貸に住む
利点:ライフステージがコロコロ変わるから
- 家族構成の変化に対応可能
- 近隣住民、子供の学校関係でトラブルが起きたら引っ越し可能
- 会社をクビになっても、負債を抱えていない分気分は楽
- マイホームにかかる「固定資産税」や「ローン金利」を計算しなくてもいい
- 老朽化、陳腐化に影響を与えず、経費が一定
まとめ
- 賃貸VSマイホーム
- 経済的自由を勝ち取るなら賃貸1択
※これは「お金の大学」に記載されている内容で、「お金持ち=経済的自由」をに到達するためのプロセスとして「賃貸」は王道コースってことだ。