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備忘録

Japan

513回目:半沢直樹

ついに!!

7月19日、いよいよ7年ぶりの続編となる

「半沢直樹」(TBS系)がスタート。

2013年夏に放送された前作の世帯視聴率は、第1話の19.4%から第2話21.8%、第3話22.9%、第4話27.6%、第5話29.0%、第6話29.0%、第7話30.0%、第8話32.9%、第9話35.9%と、

一度も下がることなく上がり続け、最終話では平成ドラマ最高値となる42.2%を記録しましたモンスタードラマ。

また、決めゼリフの「倍返し」が子どもから高齢者まで幅広い世代に浸透し、公式商品の「半沢直樹 倍返し饅頭」が品切れになったほか、この年の流行語大賞を獲得するなど、国民的ドラマになった。

2013年からの7年間に加えて、コロナ禍による3カ月間の放送延期も重なっただけに、視聴者の期待感が高まっているのは間違い無い。

半沢はビジネスパーソンのヒーロー

続編は前作同様の2部構成。

第1部が「ロスジェネの逆襲」、第2部が「銀翼のイカロス」と池井戸潤氏の原作小説を2冊も使った贅沢な脚本。

これは「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」の2冊をベースにした前作同様の構成だけに、続編も同等レベルの期待が高まる。

さらに付け加えると、「半沢直樹」の2部構成はハイテンポかつ濃密なだけでなく、最終話のようなクライマックスを2回作ることができるのが最大の強み。

実際、前作は「第1部・大阪西支店編」の最終話(第5話)で浅野匡支店長(石丸幹二)、「第2部・東京本店編」の最終話(第10話)で大和田暁常務(香川照之)に倍返しするというクライマックスが2回あった。

また、各話の物語に目を向けると最大の特徴は、「左遷などの危機が迫る中、終盤にずるくて卑怯な悪役を成敗する」という痛快なシーンがあること。

しかもその悪役は、役職や社歴が上の社員であることが多かったにも関わらず半沢はたんかを切り、呼び捨てにするシーンすらありました。そんな半沢は世のビジネスパーソンにとって、「自分が言えないことを口にしてくれるヒーロー」だった。

7年待ってました。

今日が楽しみ。

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