ついに隔離の呪縛が溶けた。
本日54日ぶりに外食というものを行った・・・
場所は一時帰国中の実家山形にある、「龍上海」というラーメン屋だ。
どうしても行きたかった。ここの辛味噌ラーメンを食べに。
ラーメン消費量日本一「山形県」
龍上海本店のある山形県は「ラーメン消費量」が全国第1位の県として知られている。
古くから日本蕎麦が有名で、それゆえに麺類に慣れ親しむ風土が生まれたのではないかと思われる。
「龍上海」誕生秘話
「龍上海」は昭和33年に、製麺から調理まで一貫した「自家製ラーメンの店」として赤湯の町に創業。
独特の縮れた太い麺はたちまち評判になり、「龍上海」の名は瞬く間に県内に広がる。
当時はメニューも普通の「しょうゆラーメン」がメインだった。
しかし開店当初は、仕込んだスープも大半が残ってしまい、そのスープは毎日店員達の家族の食卓にのぼった。
それ以降、店員さんと残されたスープとの戦いがはじまった。
日々スープを食す上で考えついたのが、スープに各々好みの薬味や調味料を加え、味噌汁代わりにするという事。
そんな涙ぐましい努力を続けていた昭和35年のある日あるアイデアが。
「そうだ!味噌味の全く新しいラーメンは出来ないだろうか?!」。これが後の「辛味噌ラーメン」の礎。
早速ラーメンの試作を始める。
目指したのは、赤湯地区で江戸時代から生産されていた「石焼南蛮」と秘伝の香辛料を使った辛い味噌ラーメン。
試行錯誤を繰り返すある日、遂に念願の「辛味噌ラーメン」の原型が完成。
札幌ラーメンがその名を全国に知られるようになったのが昭和45年~46年頃ですから、この「辛味噌ラーメン」は、なんとその10年以上前には既に誕生していたことになるようだ。
これが「赤湯辛味噌ラーメン」誕生の経緯。
では、行ってみる。「龍上海」山形大学医学部前店
テイクアウトもやっている。
危うく、ここで一杯食べて、さらにテイクアウトもしてしまおうかとすら思った。
店の人は、お客が帰るたびにめちゃめちゃテーブルをアルコール消毒していた。
これこれ・・・・
山形名物「辛味噌ラーメン」
チャーシューはロースの部位かな。とても脂が乗っててとろける。
辛味噌にはにんにくがめっちゃ聞いててまろやか。
麺は硬めの縮れ麺。
うまい・・・・
お金を払って外食って・・・・
こんなにうまかったのか・・・・
次回はどこに行こうかな・・