ついに上陸
来週、バングラデシュ出張に行く。
バングラデシュの繊維工業の発展は、経済成長によって繊維生産が不振になり始めた韓国や香港からの投資をきっかけに、50年前に起こり始めた。近年では、米中貿易摩擦と中国の労働コスト上昇に伴い、バングラデシュの廉価な労働コスト(月給が中国の1/3)が注目されており、繊維製品等の軽工業品の輸出は増大している。これにより、ようやく軽工業が発展し経済発展を果たしている。現在、バングラデシュの輸出の80%は繊維製品によって占められている。チャイナプラス1の製造国として非常に注目を集めており、大手繊維メーカーなどの進出が多く行われており、バングラデシュ経済を担う一大産業となっている。
僕が印度に来た大きな理由は、日本勤務のときにバングラデシュとの商売を行っていた。。。
というのは、会社が僕を印度に派遣した大きな理由である。。。
と勝手に想像している。
それもそのはず。
アパレルの生産国は、中国とバングラデシュが世界の2大巨塔なのが現状。
二年前の写真を載せておこう。
一応これは思い出の写真で、ある意味自分が目指していたような商社マン像に行き着いたことを象徴するワンショット。
当時この写真を撮ったときは、超雰囲気が出てて、、、、
「俺って、なんかJICAの人みたい。。。」
「なんか商社マンっぽい。。。」
と思って、正直自分に酔っていた気がする。
しかし、今印度に来たらこれが日常茶飯事となってしまった。
スケジュールの重要性
今回は日本本社から幸運にもお呼びがかかり、21日〜28日までダッカに行く。
いくらには仕事を作らなければならないので、今スケジュールを埋めているが、ガチガチにスケジュールを埋めてしまうと、自由に動ける時間が減り、緊急時にフレキシブルに動けなくなるのが注意だ。
日本にいるときに出張となれば、一週間のスケジュールをガチガチに固めていたが、
駐在員となれば、逆に少し余裕があるスケジュールのほうが大事。
駐在員なのにスケジュールが満タンに詰まっていて、日本からの緊急な仕事の依頼が来た際に、
他が詰まってて動けませんでした。。。
なんてのが一番ナンセンスに取られてしまう。
しかも、印度やバングラデシュの一番のポイントは、
移動にめちゃくちゃ時間が取られるということ!!
基本渋滞しているから、いつも車の中にいる!!
そして、車中は電波環境悪い!!
これは、発展途上国あるある。
なので、十分な余裕は必要ということ。。。。
とわいえ、もし緊急な依頼がなかったら。。。と考えると、一日暇しておりました。。。。なんていう空出張になり、行った価値も出なくなるので、その塩梅がポイントだな。。。
印度と日本からの出張費用比較
日本からバングラデシュに出張していたときは、
片道14時間以上(ダイレクト便はなく、必ず経由するため)
往復10万の航空券
ホテル代金一泊1万円
ではあったが、
印度からバングラデシュに行くと、
片道5時間(ダイレクト便)
往復3万円の航空券
ホテルも安いところで、一泊5000円
と経費が非常に下がる。
故に、日本から出張に来ていたときと同じコストを払うなら、日本から出張時よりも3倍上の期間滞在することが出来る。
これは、印度からバングラに行くことが出来る大きなメリット。
せっかくのこの機会、必ず次に繋がる出張にしてきたいと思う。
久しぶりにみんなに会えること。楽しみにしています。