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備忘録

Indianlife

141回目:シンギュラリティ

いかん。。

中国🇨🇳から帰ってきて即仕事の日々が始まった。

自分でも分かっている。

少しキレが悪くなったという事を。

間も無く駐在が始まって5ヶ月が経とうとしているが、何となく慣れてきて、

そして、問題という問題が解決され、

ゼロにはなっていないが、今は後ろ向きな仕事の量が減り、

前向きな仕事に集中できるようになった。

すると、少し余裕をかましている自分に気がつく。

いかんいかん。

仕事は常にあって、本来ビジネスマンとは、

「ゼロから何かをクリエイトする仕事」

のはず。

問題を抱えているうちは、一見仕事があるように見えて、

実は、問題を解決しようとしている自分は仕事をしているのだと、単に言い聞かせて甘やかしているに過ぎないと思った。

シンギュラリティ

シンギュラリティとは、2045年に人工知能レベルが人間を超えるといわれている時代の名称。

つまり、マシーン対人間の時代が始まる。

すると、人間の仕事はマシーンにとられてしまうと言われている。

敢えて、どの職種かは言わないが、

単純作業、管理、計算、などの仕事がとって変わられ、

多くの人が職をなくすと言われている。

あと、人から言われて仕事をする人も必要なくなる。

例えば、犯罪を犯す人間の行動は、カメラが事前に察知し、人の表情や振動から鬱病の診断ができ、自動ハンコ押し機械が導入され、自動運転が広まり、トラックは1台目が人が運転し、二台目の三台目は無人で一台目を追いかける物流になる。

ちなみに、宅配業者は人手不足と言われているが、月に1.8億時間分は”再配達“に時間が取られているらしい。

脱線したが、つまり、クリエイトする力、マシーンを管理する力、人との信頼が尊重される仕事、などなど、マシーンには出来ない仕事が残ると言われている。

僕は電子化によりかなり沢山の人材が不要になる未来がやってくると思う。何故なら、日本の会社って、誰しも無駄だろと思いつつも、実はそれを心の中に留めながら、"決められているから仕方がなく行う" という仕事が多いから。

GDP

JETRO 2019年10月発表

凄い労働時間が長いにも関わらず、日本のGDPの成長率が他の国と比較すると微増に終わるのは、ある意味決められたルールが当たり前となり、それが無駄ということにも言及されず、そのレールを走るしか無いということが本当に現場で起きているからかも。

例えば、ちゃんと見なきゃいけない伝票が、毎日数センチ単位の高さでやってきて僕と上司がハンコを押す。正直、ハンコの意味は、私が見ましたよ。。というハンコを押した人の責任として認識されるのがハンコを押す価値ではあるが、そのハンコを押すという仕事に注力を注いでいたら、それこそ、その"作業自体”で残業してしまう。。

それはそれで仕事だ!とは言われるのはごもっとものだが、時間がかかるものはかかる。効率のいい仕事なのかと言及はされていない。

何故そうなるのか、、、、また、なぜ時間がかかるようになってくるのか。

その根本は、監査やお国のルールが後付けされて、その会社内でのルールが積み重なり、スリム化というよりかは、怒られないように武装化されたルールのもと、実働部隊の作業量が増えていくという社会のスパイラル。

それって、会社内では通用するけど、他の会社に行ったら通用しないよなと。これが恐ろしい。

でも、こういう作業は今度はAIが行う時代がやってくる。AIがカメラで認知して、間違った伝票は即座に弾く。

これから必要な力

それは、何かを生み出す力。

今日ボスがミーティングですごい響くことを言っていた、

ボス「小さいビジネスを蔑ろにして、大きいビジネスだけに力を注いでいたら、その大きいものが失敗したら何も結果は残っていない。小さくても成功体験をつめ。その小さい目は後から大きくなる。大きいものは、小さいものが出来ての積み重ねだ!小さいものが出来ない奴は大きいものはできん!」

AIやプログラミング、そして、5Gの到来で映像関係の仕事が盛り上がるというのは明らかではあるが、

商社マンたるものは、クリエイトする力、信頼の中で成り立つ仕事、などなどが必須条件。

今後生きる上では、学ぶべき良い仕事環境下に自分はいると、勝手にポジティブな考え。

「知らないからできません。」

なんていっていたら、いつの日かマシーンに僕の仕事がとられてしまう。

さらに、言えば、実は2019年はリーマンショックレベルに大企業のリストラが多かった時代と言われている。

景気は好転しているはずなのに何故か。

それは、景気が良いとされているうちに、人件費を削減しておいて、使えない人材を転職させた方がいいと言う考え方のようだ。

決め台詞は、「今は転職しやすいから。。」と。

そんなこと言われたら泣きそうになるよ。しかし、、

トヨタ自動車すらも終身雇用はもう無し!と宣言し、安定企業とは一体何を持って安定か?などと一部では囁かれている。

インドに来て、インド人やバングラデシュ人の社長と話をする機会があり、

この駐在で何を学んだら良いのかというのを話ししたことがある。

社長「私さん。実務です。今のインドの経験に全てを注いでください。」

そう言われる。

その先に何があるのか、振り返って何が残るのかまだよく分からないが、社長たちが言うなら、素直に聞いてみる。

日々格闘。

商材が多岐にわたり、止まっている暇がない。

たくさんの人の意見を聞き、即座に判断。そして、即座にイメージを持つ。

昔、先人の方々から、

先人「私!お前は視野が狭い。イメージする力を持てと言われたことがある。」

イメージしろって言ったってどーすりゃいーんだ。

と思った。

しかし、最近癖になってきたことは一つある。

ビジネスモデルを絵で表す

  1. 物の流れ
  2. お金の流れ
  3. 指示の流れ
  4. オーダーの流れ

この辺のバリューチェーンを書いておけば後から見てもすぐ思い出せる。

メールでちゃんと書いたりするけど、絵にするのが一番手っ取り早いし理解が深まる。

メールで残しておいても良いんだけど、探すのがめんどくせーから、絵にしてiPadに残しておいた方がいい。。

てか、仕事で一番無駄とされる時間は、”何かを探している時間”。

机が汚いと仕事が出来ないと言われる所以はここにあると思う。

汚く見えるから仕事が出来なそうという意味わからん理由では無く、探す手間が多そうという論理だと思う。

だから、メールで打ってもそれを探すのに時間がかかる。

パソコンのスペックが高けりゃすぐ見つかるが、パソコンの画面がクルクル考えている時はマジで焦ったく思う。

その為に、ふと仕事中に、一回冷静になって全体を考える。その時間が後の時間を効率化させると信じて、勇気を持って自分の殻に籠る。

一旦、外的要因はフル無視。

一回自分で理解。全体を。

ただでさえ記憶力無いのに、先が見えないのにそのまま走るのは昔の僕の悪い癖だ。

絵を描くというのは、実はこれもインドのボスの受け売りだ。

この絵を描くと言うところで、一つ商品の紹介をしておく。

12月で分割支払いが終わった、iPad Pro11インチと、

Goodnote5というアプリ。

なんせ、紙がなくてもいいし、ノートのように使える。書き心地もとても良い。

下記のYouTube 。これ見ておけば大丈夫。

ちなみに、インド事務所の駐在員は全員装備している。もちろん、自腹ではあるがその価値は十分にある。

これは買ってよかった。人生変わった。

お勧めしたい。

ちなみに、iPadは2020年3月にニューモデルが出ると噂されている。

お勧めしておきながら言うのもなんだが、

今は買わない方がいい。

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