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727回目:人を動かす〜重要感を持たせる〜

毎日毎日至る所で勃発するインド人たちとの意見の食い違い。そして、イライラが溜まり相手をめっちゃ怒る。何でお前は仕事しないんだ!と。これは、今思えばたまたま僕が初めて人を取りまとめる立場になったポジションが、インド人の上司というだけであって、この悩みはマネージャーとなる諸先輩方もみんなが抱えている問題でもある。インド人だから・・・とか、日本人だから・・・というわけではない。そして、私はこの本を取った。「人を動かす」・・・・。D・カーネギー先生による名著中の名著。そこには、ビジネスマンなら誰しも頭に入れておきたい人間の心理が書かれてあった。

人を動かす秘訣

カーネギー先生は言う。「人を動かす秘訣はこの世にたった一つしか無い」と。しかしこの事実に気がついている人は少数派で、実はみんなできていないと。それは、「自ら動きたくなる気持ちを起こさせる事」・・・・え?。案外普通の答え・・・。そして、続けてこう言っている。「人を動かすには、相手の欲しがっているものを与える」と。・・・・・え?。これも案外普通の答え・・・。

だが、ここでカーネギー先生が、最も言いたいのは、「相手が欲しいもの」を、しっかり捉えて与えていますか?って点だ。相手が欲しいものを渡すのって、実はめちゃくちゃ難しい。そのミスマッチが起きた例がこちらだ・・・・。

東北大震災で沢山の人たちが被災した。そして、沢山の人達が被災者に救援物資を送った。だが、問題視されたのは、「こっちがあげたいもの」と「相手が欲しいもの」は必ずしもマッチしないこと。寒い冬に大量のTシャツが到着したり、大量の折り鶴が到着する。もらって、ありがとう!と言わざるを得ないが、実際必要ではない・・・。そう・・・・人が欲しいものをちゃんと渡すって、実はものすごく難しい。いいことをしたいと思っても、実は結局は「自分のエゴ」、要は、「これをあげたい!」って自己中にすぎないかもしれない。と、カーネギー先生は言っている。相手の立場にたって、相手が求めていることをやってあげるのは難しい。

人間は、「目の前に人参がぶらさがっていると」行動する動物である。しかし、果たしてその人参は、要望通りの人参がちゃんとぶら下がっているのか・・・と言うことを言いたいわけだ。「人間の欲は尽きない」という議論ではない。与えている側のものの中に、自分のエゴは入っていてないか?と言う議論だ。

承認欲求

「人間は、欲しいものを貰えれば動く」って単純なことは分かった。そして、欲しいものを渡すことがむずいってこともわかった。じゃー何が欲しいんだ?!ってのがこっからの話。

心理学者フロイトによれば、人間のあらゆる行動の動機は、「性の衝動」と「偉くなりたいという願望」のこの2つだという。そして、アメリカ、ジョンデューイ教授は人間の欲求は8つあると言っている。

  1. 健康と長寿
  2. 食事
  3. 睡眠
  4. 来世の命
  5. 性欲
  6. 子孫
  7. そして、自己の重要感

・・・・・「自己の重要感」・・・。ほほ〜。「自分が認められたい」ってことか・・・。つまり「承認欲求」だ。「嫌われる勇気」というアドラー心理学の本では、人は「承認欲求」を求めすぎてるから、逆に不幸になるんだ。と説いてはいたが、「承認欲求」が人間に備わっており、それを刺激する事で動機付けになるってのは理にかなっている。つまり、人を動かす動機付けの最大の効力を発揮するのは、「お前はめっちゃ大事なポジョションを担っている」って、相手に伝えること。確かに・・・・「これは仕事だからやれ」と上司に言われるより、「お前しかいない。頼むわ!」と言われたら、言われた方は嬉しい。

こんな基本的なことを、カーネギー先生は何故こんなに強調するんだ?。そう。

これがなかなか出来ないからだ!

まとめ

  • 欲しいものは何なのか捉える
  • 相手の立場に立つ
  • 重要だってことを伝える

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