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MEMORANDUM

Life

637回目:The Great Journey Episode 6

季節は五月。

アメリカにきて早半年が過ぎており、

語学学校の中でも「長老」の立ち位置となり、

全員が知っているクレイジー日本人の存在となっていた。

真面目な話、俺は少々焦っていた。

なんせ、英語が上達した形跡が全くないからだ。。。。。

確かに、生きていく上では問題なし。

しかし、ネイティブとの会話、特に雑談は非常に苦しい時間だ。

たまに、家でホームステイ家族の友達とかがきて、

一緒にご飯を食べたり、キリスト教の教えを被る勉強会的なやつにも参加していた。

ルーレットを順番に回して、

「神の御加護があった経験をシェア」

みたいなトピックを当てられシェアをする。

これは、残酷なほど困難極まりない。

そもそもキリスト教知らないし、

それを英語でシェア・・・・・・・・

語学学校のレベルでは

レベル7からスタートして、

一ヶ月に一回の昇級試験を受け順調に昇級。

既にレベル12(マックス)を超えて、

レベル12のリピート期間となっていた。

なぜリピートをしているかって・・・

それは、引っ越しができてないからだ・・・

会社の当時のルールでは、

  1. トフル試験の基準点を超えること
  2. レベル12をクリアすること、

この2つの条件が揃ったら、

アメリカ国内で引っ越しができた。

私も、シンシナティという田舎からカリフォルニア、

もしくはアリゾナへの引っ越しを狙っていた。

だが、

私には大きな問題点が・・・・・

それは、

トフルの点数が全然上がらなかったのだ。

地獄のトフル

普段、語学学校で真面目に勉強(朝8時から夕方3時)、

その後、ジム行って、家に帰って、

パトリックおじいさんと1−2時間会話する。

そして、夜9時から宿題と英語の勉強・・・・

時には、寝るのが2時、3時になることもあった。

そう、アメリカ留学っていっても、

結構予備校生活みたいな生活となる。

なのに、

英語が上達した気がしない。

というのは、「しゃべれる」という気がしないからだ。

そして、追い討ちをかけるのは

トフルの試験だ。

・・・・・・・・

・・・・・・

・・・・

これは、さっぱりわからん。

語学学校で英語の基礎を勉強し、

パトリック爺さんとふざけて、

子供と遊んで、

友達と土日遊んで、

英語は使っているものの、

さー!トフル試験!

となった時に、

「宇宙のビックバン」

「蝶の蜜を吸う構造」

「デジタル社会の問題点」

とかって、

突然問いに出されても、

さっぱりわからんわけだ・・・・

それなりの勉強が必要になる。

でも、それを俺はやってない・・・・

会社からはトフルの点数を取らなければ、

引っ越しができないというルール。

しかし、

俺は内心思っていた・・・・

「これ・・・やっても、喋れるようにはなんな・・・・」

と・・・・

葛藤・・・・

仲間達は・・・・

同期K、後輩M、後輩Kとはほぼ毎日のように4人で情報交換をし、

それぞれの進捗状況を共有していた。

後輩M「先輩!私トフル超えました!カリフォルニアいきます!」

同期K「俺も超えた・・・・サンディエゴいくわ・・・」

と、次々と引っ越しを決めていった。

俺は、全然目標値にいかない。

焦る。

みんな進んでいるのに・・・・

フィアンセDちゃん

その時、一緒に勉強していた未来のフィアンセDちゃんからは、

トフルの勉強の仕方を教えてもらったり、

シンシナティ大学で一緒に勉強していた。

でも、そんなDちゃんも語学学校を卒業し、シンシナティ大学院への進学が確定し一度北京に帰国するという。

シンシナティに戻ってくるのは、1ー2ヶ月後・・・・・

私「Dちゃん・・・北京に戻って、次にシンシナティに戻ってくる頃には、もう俺はカリフォルニアだわ!」

Dちゃん「そーだね・・・北京に行ってもまたたまに連絡するね!」

私「カリフォルニアで会おう!!!」

Dちゃん「トフル取らなきゃね!」

私「おう!」

そしてまた時がたち・・・

Dちゃん「Yusuke!!私、シンシナティ大学院の入学の為にシンシナティ戻るよ!もうカリフォルニア!!??」

私「Dちゃん・・・・・私・・・・」

Dちゃん「??」

私「シンシナティです・・・」

Dちゃん「え?笑 まだシンシナティ?笑」

私「はい・・・・」

Dちゃん「笑」

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