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Ideas Study

143回目:アパレル市場

もともとアパレルの貿易出身

もともとアパレル関係部署で貿易の仕事をしていたので、新聞を読んでいてもアパレル関係の生地は目に入る。

日経新聞の今日の記事で気になる記事があったのでここに記しておく。

日経新聞1月17日

消費関連企業の2019年9~11月期の決算発表が終わった。

消費増税前の駆け込み需要により全体の営業利益は0.5%増えた。

一方でアパレル企業は1割減。

「一人負け」ともいえる決算からは、構造的な課題が浮かび上がる。

「増税とのダブルパンチで相当に厳しかった」。

オンワードホールディングスの保元道宣社長は落胆する。

19年9~11月期の連結営業利益は前年同期比15%減の32億円。

増税後の反動減に加えて気温が高い日が続き、「組曲」や「五大陸」などの基幹ブランドでコートなど冬物商品の販売が振るわなかった。

今回の決算では多くの衣料品関連企業が利益を減らした。

TSIホールディングスは冬物の不振で値引き販売が増え、主力の「ナノ・ユニバース」などで売上総利益率が悪化。

営業利益は4割減った。

しまむらも3割近い営業減益だ。

!!!!!

日本経済新聞の集計によると、主要な上場小売業(新興市場上場など除く)57社の9~11月期の営業利益は前年同期から0.5%増加した。少なくとも11月までの時点では駆け込み需要がその後の落ち込みの影響を上回ったといえる。

一方、アパレル17社の営業利益の合計は13%減った。

減益となったのは8割に相当する14社で、

小売業全体の減益となった企業数の割合(56%)を大きく上回る。

アパレルを除いた小売全体の営業利益は8%増で、衣料品の不振は目立っている。

もちろん全般的に気温が平年より高く推移した影響は否定できない。

ただ「昨年も気温は高く、それを業績悪化の理由にはできない」(ファーストリテイリングの岡崎健最高財務責任者)という声も目立つ。

ファストリは韓国の不買運動などで連結営業利益は12%減ったが、国内事業は増益だった。

アパレルの苦境はインターネット経由で服の購入が当たり前になったことに加え、服にお金をかける人が減ったためだ。

総務省の家計調査によると、「被服及び履物」への支出金額(2人以上世帯)は18年に13.6万円と00年比で3割超減少。10年と比べても7%減っている。

市場の縮小はアパレル各社の収益力を奪う。19年9~11月期と前回の消費増税前の13年9~11月期の営業利益を比べてみると、小売業全体では26%増えたが、アパレル17社は16%増にとどまる。

「価格が安いのに品質が高いユニクロで服は十分という消費者が増えている」(国内証券アナリスト)。一人気を吐くファストリを除いた16社では24%の減益だ。

苦境は株価にも表れている。アパレル各社の株価(時価総額加重平均、ファストリを除く)は、第2次安倍政権が発足した12年末比で4割上昇したが、この間、日経平均株価が2.3倍で大きく見劣りする。

JPモルガン証券の村田大郎シニアアナリストは「スマートフォンの普及で消費者は賢くなっており、求められる競争力の水準が上がっている」と指摘する。SNSで話題となったワークマンの台頭などが好例といえる。

小売業界では、20年以降も増税による消費への悪影響が残るとの見方が多く、競争環境が厳しさを増すのは確実だ。既存アパレルの生き残りには、変化への大胆な対応力が一層求められる。

では、どうするか。

完全に僕の持論だが。。。。

①日本の市場は縮小傾向だが、中国がマーケットになっているということ。

先日別な記事で、中国企業は中国製のものだけではなく、中国以外からの仕入れを行う流れが来ているという記事を読んだことがある。実際に、僕の彼女も中国製の商品は全然買わない。中国のショッピングモールに行っても、見に行く店は、海外ブランドや日本のSLYやMOUSSYだ。

言っておくが、中国のショッピングモールでは、日本のMOUSSYとSLYはめちゃくちゃ出店している。

②中古や古着販売?

日本にいるときに読んだ本で、現代のアパレル業界の現状を綴った本がある。

そのなかでは、

日本のマーケットは過去30年?(だったかな?)で、

30%縮小しているのに、市場にある服の点数は50%増えている

というもの。

そして、儲かっているのは、リサイクリングショップである。

そこで海外に目を向けてみる。印度のアルナチャールプラデシュというところ。。。ここは、絶対日本人なんて奇想もないヒマラヤ山脈のふもと。

そこの市場には、中国の工場で作られたサンプルが売られていた。

これ閲覧注意

何故気がついたかと言うと、サンプルの下げ札付きでそのまま売られていたから・・・・

こういうところにB品って流れ着くのか・・・・と

衝撃。

こんなところで売っているなんて、ブランドを持つ本人達も知らないだろう・・・

なんせ、、、ここだからね!!

日本人こないようなところです。。。

こんなことをいうと批判が出るが、、、、、あと、倫理観もないのか、、、とも言われるが、、、、

日本で売れ残った商品や、B品、無駄になったものを。。。。印度で売ればいいんじゃない?

とすら思う。

もちろん、日本の人からしたら「ふざけるな!ブランド価値ってもんがあるだろ!」と言われるかも知らないが、

日本のマーケットの購入者が減っているのに、商品数が増えているのだから、そもそも論、そんなに不要なもの作らなければいいじゃないですか?

これが正論だと思う。

しかし、そうはいかない。なぜなら、工場の生産効率もあるため商品数量を少なくすると余計なコストがかかりなおさら売れなくなるということ。また、そんなことをみんなやったら、生産工場への発注も減り工場も潰れる。さらに、商社やブランドが潰れる。だから作らなければならない。

であれば、無駄になるのを覚悟でたくさん作らなければならないのなら、その無駄の逃し場所を海外のローカル市場にするのも一つの手では?

無論、作り手にとっては無駄を覚悟で作るのは非常に酷な話だ。自分もその当事者なのでわかる。

故に、無駄になるなら、海外で誰かの手に渡ったほうがよっぽど服のためでもあるし工場と企業のためだ。

アフリカ やバングラデシュに日本の中古車がありふれているように。

日本も中古を海外に出して売る商売をもっと正々堂々をやればアパレル業界も面白いなと思った。

そもそも、「エシカル消費」とか「サステナビリティ」というトレンドが徐々にアパレル業界でも始まりかけている気がする。

”生産者が永続的に生産できるような消費”

例えば、この服を一枚買うと募金される、、、とか、児童労働を減らす運動をこの服を買うことによって貢献しましょう。。。などの動きだ。

であれば、そもそも論として、、、

B品を海外に正々堂々と売るビジネスモデルが、生産工場と、企画者、商社にとって、一番手っ取り早いサステナビリティなビジネスになるのでは?とも思う。だって、多くの服がお客の手に渡らずに無駄になっているのが現実なのだから。

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