原作は、ジョージ・S・クレイソンによって、1920年代に書かれ、銀行や保険会社、経営者を中心に評判が広がり、瞬く間に多くの人々に読まれるようになった。そこから90年以上も欧米でロングセラーを続け、まさに歴史的名著となった。その理由は、本書に描かれている「繁栄と富と幸福の原則」がいつの時代も変わらぬ不変的な原理原則となっている。お金に関する書籍の原点とも言われる作品だ。漫画だからと言って、侮れない!
あらすじ
バビロニア王国を舞台に、大富豪から教えを受けた貧しい少年『バンシル』が、大富豪になっていくまでの過程を描いた物語。あらすじとしては、武器屋の息子バンシルは貧しい生活を強いられていた。日々、貧しい生活を送っていた武器屋の息子バンシルは、バビロンの大富豪『アルカド』に尋ねる。
「なぜお金持ちと貧乏がいるのか」「どうしたらお金持ちになれるのか」
アルカドは、こう答えた。
「お金持ちはお金を持っているものではない、お金の増やし方を知っている者だ」
そして、富を築くための「黄金の七つ道具」をバンシルに教えたのだった。
黄金の7つの道具
- 収入の1/10を貯金せよ
- 欲望に優先順位を付けよ
- 貯えた金に働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本にせよ