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備忘録

Africa

836回目:2023年1月ケニア出張〜ナイロビにて〜

2023年01月27日備忘録

ケニアはむちゃくちゃ発展していた

ケニアの人口は5000万人。日本人は約800〜1000人ほど住んでいる。ムンバイには、一説によると500〜800人と言われているので、ケニアはアフリカの中でも日本人には生きやすい国なのかもしれない。道路もちゃんと舗装されており、ムンバイよりも「綺麗」な街並み。

空港にあるカフェ

メニューを見ると、「オヤ”カ”ドン」の文字が。これは親子丼か?。ともに今回出張するケニア通の方曰く、以前「カレーうどん」を頼んでみたら、「チャーハン」が出てきたとのこと。

これは言うまでもない。

行くしかない。

「オヤカドン下さい」

オヤカドン到着

めちゃくちゃデカい親子丼きた

「オヤカドン」を頼んだんだから、きっと「ラーメン」とか、「オーダーとは全く関係ない飯」が出てくることを少し期待したが、普通に「親子丼らしきもの」が来た。味は、まぁ「アフリカ」で食える親子丼だ。贅沢言ってられない。ただ、量が凄まじく、1/3は残した。あと、1500円ほどで意外と高い。

これからケニアで色々飯食ったり、買い物するのだが、ケニアのナイロビの物価は、以外と高い!日本で食った方が明らかに安いことに気がつき始める。

日本食レストランとスーパー発見

「食堂」と言う日本食レストランが、ナイロビにあることにテンションが上がる。しかもナイロビはインドと違い「牛」が食える。これがすごい嬉しかった。

ナイロビの日本食レストラン「食堂」
ボスはざるそば
私はハンバーグ定食※かなり美味かった

ケニア飯

ケニアに来たら、「やはり現地の飯を食わなきゃ」ということで、ケニア通T氏に連れて行ってもらった。ここは、ホテルから徒歩圏内でいけるレストラン。「牛肉のカレー?」と「ご飯」、そして、「野菜」などなど。基本的に全然美味いのが嬉しい。お世辞じゃなく、普通に美味い。

ローカル飯
ローカルレストラン
ローカルチキンとサモサ
チキンをオーダー

ケニアと日本の違い

ケニア通T氏から教えてもらった。

「日本人はホント時間を守らない」

と、ケニア人は日本人に対して怒っているらしい。

我々「え?笑 何でですか?」

T氏「日本人は、ミーティング時間よりも、”早く”来る国民だから。時間を守らない国民と見られている」

我々「笑笑!そういうことですか!!」

T氏「そうです。決めた時間から、1時間遅れぐらいが、俗に言う”時間通り”です。ケニアでは。なので、日本人は時間を守らないから、怒られるんです。」

我々「なるほど笑。時間より早く来ることで、”時間を守らない”って、”怒られる”んですね笑」

面白すぎだろ・・・・。

ケニア人達との面談(政府から農家まで)

ケニアの村人と
ケニアの道路 ※だいぶ綺麗

話してみて分かったこと(仕事面)

ケニアで、政府関係の方々や、研究所、更には、農民達と話をしてみて総合的に感じるのは、

「日本人が来たことで、助けてもらうのが大前提」

であると言うこと。基本的に、「資金援助」や「支援」があって、初めて「一緒に仕事が出来る」的な感じになる。それだけまだまだ「自分達でビジネスを作ろう」という思考や、「いつかは自分達で発展しよう」と言う気持ちがあまり無く、「皆さんからの援助がなければできません」的なスタンスだ。「もし、援助が無かったらどうするんですか?」と言う問いかけには、「援助をしてくれるパートナーが現れるまで待ちます」と言う感じ。

これが、「政府」「研究所」「農民」全てに垣間見えるので、「なるほど。。これが、発展途上アフリカってやつか」と、ぶっちゃけ思ってしまった。

インドでも似た様な感じで、「日本の支援」を口を開けて待っている節もあるが、ケニアはそれ以上だ。「あわよくば、自分達で何とか発展してやるわ」という気持ちが欠けている様に感じた。裏を返せば、「優しい人達、優しい国」なのだが。。「助けを前提」「誰かに身を委ねなければ生きていけない」的なマインドを皆持っているところがどうも引っかかる。

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