2022年10月28日の備忘録
台湾出張
台湾出張をした。今回台湾に出張したメイン目的は、釣具ブランド「OKUMA」への訪問だ。実は、今週はインドは「ディワリ」という正月シーズンを迎え、インド国内は完全に祝日ムードとなり、インドにいても、ゴロゴロしているだけで、現地側で何らかの仕事が進むことは無い。なら、海外へ出張に行ったら、その時間も何らかのプラスの仕事ができるかもしれないということで、「台湾出張」を敢行した。
弊社では、数々のビジネスの中に「釣具をインドで販売する」という案件があり、日本の「メジャークラフト」のインド独占輸入業者の権利を持っている。また、今年からOKUMAの商品のインドへの輸入を開始したことで、今回、日本の「メジャークラフト」に続き、台湾の有名釣具ブランド「OKUMA」を訪問し、インドの釣具市場の説明、今後の新規開発案件の議論がメインテーマとなった。今回のインドチームのフォーメーションは、okumaの商品を実際輸入貿易をする我々と、インドの釣具販売における戦略的パートナー「釣具小売店H2Oショップ」のオーナーとの出張だ。これから商社の我々と、小売のH2Oで、もっともっと実績を作り、2023年には、OKUMA商品のインド独占輸入業者の権利を取得することを狙っている。
OKUMAの本社ビル
Okumaの本社ビルの中がショッピングモールみたいになってるのは、すごいビックリした。中には、釣具博物館的なのもあり、カフェもあり、タピオカドリンク屋、そして、釣具屋もある。子供をターゲットに、一般開放されており、将来的に釣具を楽しんでもらえるように、海の勉強をさせつつ、釣りの文化も教える仕組み。これが、「釣具文化」を広めつつ「ブランディング」するビジネスモデルか。
今回OKUMAに訪問したのは、両社にとってとても良いきっかけとなったはず。我々インドチームとしても、OKUMAのメンバーとフェイスtoフェイスで面談し、様々なトピックを会話することができた。台湾OKUMA側も、インド市場に非常に興味はあるものの、インドと言う謎の国で、今まで信頼のおけるパートナーがなかなか見つかっていない中、インドに本拠地をもつ日系企業の登場ということで、今後深い繋がりを持てそうな感触を得ることができた。さらに、共通語が全部英語で、双方に言葉の壁が全く無く、ボーダレスな感じなのが非常に良かった。
メチャクチャ台湾好きになった
今回、私は台湾に人生初めて上陸した。台湾の台中に主に4日間いた。台湾に上陸して、「あれ?ここ日本?」と言わんばかりに、日本語があり、ホテルでは日本語が使え、日本のラーメン屋も点在することに驚いた(英語は言うまでもなく問題ない)。さらに驚愕したのが、「セブンイレブン」が、エグいほど立ち並んでいること。おにぎりを買って買えたのがめちゃくちゃ嬉しかった。また、これは一番の特徴かもしれないが、「人が素朴でむちゃ性格が良い」国民性を持っていることを実感した。OKUMAのメンバーと飯を食ってても、一緒に釣りをしても、商談をしても、買い物をしていても、至る所で感じる「良い人感」。俺、「台湾好きだな」と、本当に思った。
大学時代の友人と再会
私の大学の友人で、台湾人の旦那さんと結婚し、今2人の子供と一緒に台湾で暮らしている日本人の友達がいる。急な連絡だったにも関わらず、彼女はなんと台湾空港の出発ゲートまで会いに来てくれた。13年ぶりの再会。しかし、13年ぶりとは思えない、ホント当時のままの感じで、大学の時の記憶が走馬灯のように蘇った感じがした。また、彼女は、大学時代「バックパッカー」でインドを2回訪問し、合計2ヶ月1人で滞在する程インドにハマっていた強者。インドに家族で来る時には、いつでも言ってくれ。
今日は、会いに来てくれてありがとう。
さて、またムンバイに戻って、インドチーム皆んなで釣具を売りまくってやりますか。