2023年03年08日の備忘録
この話は下記2話の続き
今日はマリンスポーツ
2023年03月02日の夜から始まった社員旅行。04日は、プールで遊んでディナークルーズ、そして、カジノの恐ろしさを皆んなで体験した。今日は、マリンスポーツだ。
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夕方はゲーム大会
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そして最終日事件が起きる
2泊3日の旅。総勢30人弱の社員旅行。ここまで、全力でゴアで遊んできたが、ついに最終日を迎える。最終日ももちろん全力だ。今回の社員旅行はあくまでインド人メンバーが主役なわけで、日頃喋ったことがないエリアのメンバー同士でも、皆んなと絡むとっておきのチャンス。私ができることは、「自分が率先して楽しむこと」だ。だから、最後も全力で楽しんでやったぜ。ボスがめちゃくちゃ楽しめば、自ずとメンバーも楽しめるってもんだ。
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そして事件が起きる
私「おらー!おめーらー!!」
インド人「イエス、ラジェー!!」
この時にはすでに、私の呼び名は、「ボス」から「ラジェ(インド語で“キング“)」に昇格していた。
すると、突然、プール脇にある蓋をふんずけてしまい、まさかのその蓋がクルッと回転。
その中が空洞になっており足が取られてしまった。その勢いでスネを穴の淵にぶつけてしまい流血。バックリ足が切られしまった。
私「イッタッツ・・・!」
インド人「ラジェ!!???」
騒然とする現場。
聞きつけたインド人スタッフもみんな掛け寄ってくる。しかし、自分が酔っていたこと、ここで、場を冷めさせる訳にはいかんという芸人魂に火がつき、「俺は大丈夫だ!」と言い続けた。しかし・・・結構深い・・・と傷口を見て察した・・・・
そこにいたインド人・・・
アルン(インド人)「ラジェ・・・これは、病院です・・・」
私「大丈夫だって!いけるよ!」
アシュ(インド人)「ラジェ・・マジでこれはいった方がいいです」
アルン(インド人)「行きましょう」
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そのまま病院へ直行
病院に到着し、緊急治療室的なところに入る。ここは、完全にインドのローカル病院。よくテレビで見るような病院だ・・・あの時は酔っていたので、もうなんでもやってくれ状態だったが、今となって思い返すと、「よくあんな病院で俺治療を受けたな・・・」と思う。車で向かっている途中、インド人同士の会話で「ステッチ」と言う会話が飛び交っていた。
私「ステッチ・・・・?まさか、縫う!?ってこと!?」
アルン(インド人)「ラジェ・・・絶対その方が治りが早いです」
私「インドで縫合なんて、そんなもんこえーよ!!笑」
アルン(インド人)「ノーオプションです・・・(それしかないです)」
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私「やはり縫いますか?」
看護婦「はい。縫います」
私「マジで麻酔打ってくだいよ」
看護婦「はい。ちゃんと打ちます」
そのまま、縫合される。
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
ん?
・・・・・
・・・
終わったか?(もう足は麻酔が効いているので、縫われているか分からない)
・・・・
・・・
私「終わりました?」
看護婦「いえ、まだです。」
私「まだって・・・今何針縫ったんですか?!」
看護婦「3です」
私「ちょっと待って笑 一体、何針縫うんですか!?」
看護婦「6です」
私「6!!?????」
ラジェ復活
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結果、六針行った。
その後、合流した。そして、日本人同士で話し合った時、
相棒「いやー・・・今回、みんなでどんちゃん騒ぎして、絶対誰か怪我しそうだな・・って三人で話してたじゃないですか〜笑 それがまさかの・・・笑」
私「俺だったとは・・・・!!笑」
とりあえず、全て終了しムンバイに戻ってきた
インド人メンバーの中には、こんな経験したことなかった人もいた。きっと、これからも弊社に愛着を持って仕事をしてくれることを願うばかりだ。そして、チーム力の強化と、彼ら彼女らの大事な思い出になってくれればと切に願う。
肝心の私は、インドのローカル病院で縫合を受けたこと自体が不安になり、ムンバイの家の近くの大きな病院へ翌日行って診てもらった。なんとか、二日に一回薬を塗ってもらい、1週間後に抜糸をする程度の怪我で済んだ。抜糸して、完全に回復したら、また、仕事で暴れたる。
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