2022年12月31日の備忘録
今回の旅の全体像
12月30日ダージリンにて
昨夜のこと。
ダージリンのホテルにて。
私「明日、シッキム州のペリンまで行きたいんだけど、どうやって行ったら良いかな?」
ホテルの兄ちゃん「僕の友達がドライバーやってるから、呼んであげようか?」
私「マジで?ほんなら、それでよろしくお願いします。」
ホテルの兄ちゃん「OK。4500ルピー(日本円で7000円程)で行けるよ。」
私「OK。4000ルピーで値切ってくださいな」
12月31日朝ホテルをチェックアウトすると
一台の車が待っていた。ドライバーの名前はパワンくん。よろしくオネシャス。早速彼と一緒にシッキム州のペリンを目指す。事前にシッキム州に入るための入境許可書は入手していたので、これは楽勝だと思っていた。
彼がいうには、「Jorethang」という場所を通ってシッキムに入るという。ただ、私の貰った入境許可証には、その文字はない。「Melli という街から入れ」と書いてある。「地球の歩き方」を見てもそのコースは、外国人は許可書を持っていても入れないと書いてある。
一応、許可書を見せてその旨を伝えるものの、彼は、「問題ない」という。
本当に大丈夫か?
そして、私は彼にこう言った。
私「信じるわ」
Raman Bridge からシッキムへ入境する
結果、普通に通過
私の不安をよそに、パスポートに「シッキムエントリー」のスタンプが入る。
勝ったわ。
さすが現地民のドライバー。
こういう時に頼りになるぜ。
ずっとここまでドライバーのパワン君が、シッキムまでの運転と案内をしてくれて、シッキムの文化や産業なども沢山教えてくれる。結果、まあまあ仲良くなって、私がペリンにいる間のドライバー兼、帰りの空港まで送ってくれる事にもなった。もちろん有料だが、一回、仲良くなったら下手に疑ってかからない方がいい。というか、こういうむっちゃ田舎の兄ちゃんはみんな素朴。だから、恐れることはない。これで、この度の交通手段も完全に確保された。もう安心だ。移動手段は何とか目処がたった。
シッキム州とは
シッキム州(シッキムしゅう、英語: Sikkim)は、インド北東部の州のひとつで、ヒマラヤ南麓のネパールとブータンの間に位置する。下の赤い線がヒマラヤ山脈。これをみると、インドのシッキム州だけヒマラヤ山脈に食い込むように位置し、ネパールに行かなくても、インドにいながらヒマラヤ山脈の中に入っていける場所だ。ここには、世界第3位のカンチェンジュンガ山が近くに聳え立ち、私が向かっている「ペリン」という街は、かなり近いところから「カンチェンジュンガ」を見ることが出来る。
ペリンに着いた
着いた。ペリンホテル。一泊5000ルピー(8000円ぐらい)。
断崖に聳え立つホテル。ここペリンは、ヒマラヤ山脈でのトレッキングや観光をするための、ベース基地となる街で、多くのホテルが他に並ぶ。
カンチェンジュンガビューを堪能
さてと。
私が予約したホテルは、いうまでも無い。
「カンチェンジュンガビューサイド」の部屋だ。
ここで、年を越す。カンチェンジュンガの初日の出を、ホテルの部屋から見るのだ。
で・・・・
カンチェンジュンガはどこ?
ホテルの兄ちゃん「カンチェンジュンガはあちらです。部屋の窓から見えます。」
私「どれどれ?」
私「え?どこ?曇ってるよね?」
ホテルの兄ちゃん「はい・・・」
私「なるほど・・・山だからな・・・・いつなら見えそうなのかな?」
ホテルの兄ちゃん「サー・・・正直言うと運次第です・・・・ちなみに、ここ五日間程、私たちも、カンチェンジュンガは見えてません・・・ここのところ曇りで・・・」
私「マジっすか・・・・」
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・・
明日は、パワン君と一緒にペリンを一日中観光する。