2022年8月11日の備忘録
感動の再会
2022年8月7日日本時間朝10時。私はムンバイから成田空港に降り立った。そして、香港を経由してくる妻の到着のフライトを待つ。彼女のフライトは20時着。それまでに、中国行きのビザの申請などの準備をして待った。
20時半が過ぎ、香港人ぽい人達がハグをしている。そして、ついにその時が来た。約3年ぶり。再会。支えて頂いた皆さんに本当に感謝です。ついに会えました。
この再会の一部始終を動画に抑えたが、これは二人だけの動画にしておきたいと思う。
そんな幸せ絶頂の瞬間からすぐ魔の手が押し寄せる。
〇〇〇に感染した?
8月8日夜
再会を果たした翌日の夜。
飯を食い終わって、短期で借りているマンションに到着。すると、
私「なんか、熱っぽいんだよなぁ」
妻「多分、疲れが溜まったんだよ」
私「その可能性は高い。今日は寝よう」
妻「ちなみに、体温計あるよ」
私「どれどれ。。。37.3度だわ。。多分、疲労だな」
8月9日
朝起きる。
私「やばいわ。妻。。絶対、熱あるわ」
妻「測ってみよう」
私「。。38.5度。。これは。。絶対。。コロ。。」
妻「。。。これは、ただ、検査しないとわからないからね!」
この日、薬局の検査キットは売り切れで、即日デリバリーしても翌日着が最速であった。ちなみに、この辺から、少し妻の方にも咳が出始める。
8月10日
私「少し良くなったわ!熱も下がった気がする!」
妻「私の方は、、少しだるいし、熱もあるかも。多分、クルと思う、、」
恐れたのはこれだ。妻が異国で感染すること。
中国国籍だし、異国の地で病気に罹るのは精神的にも辛い。それだけは勘弁!と思っていたが、まさか、俺が移すことになるとは。。。
午前は、ずっと寝て、昼過ぎに、検査キットがマンションに到着していたことに気がつく。早速やってみる。ちなみに、インドだと、デリバリーで検査員が、ものの数時間で家に駆けつけてくるが、日本ではキットを得るのに1日かかると。。「発展してるようで発展してない日本」を垣間見る。無論、熱が出たので、市販の検査キットなんて探しに行けるわけがない。
早速そいつを試す。説明書には「15分待て」と書いてあるのに、10秒で「陽性判定」。
私and妻「でちゃった。。。」
インドを出る時もPCRを受けて飛行機に乗り込んだが、どこで頂戴したのかわからん。日本に到着してもらったのか、飛行機の中か。。はたまた、インドでか。。
自力で治す決意
こっからがまたメンタルがくる。突然、熱が出たからといって、病院へ「チワッス」とは、絶対に行ってはならない。事前に電話をして、予約を取る必要がある。ただ、「都」に紹介を受けた病院に、予約すべく病院に電話しても、電話に出ないのだ。もしくは、断られる。年齢を告げると、「疾患もないし、この人は大丈夫な人」と、思われるからか。そして、病院も、お盆休みへ突入する始末。
ここちらも、半分逆に腹を決める。私も熱があるので、我慢もできん。自然と電話をかける「やる気」もなくなり、散々相手に断られると、「ほんなら自力でなんとかするわ」と思ってしまう自分もいる。取り敢えず、明日、「中国人が運営している病院」に、妻がコンタクトしてみる。
いずれにしても、自主的に、陽性が確定した今、病院に連絡がつかずとも、人として、ガイドライン沿って動く必要はある。すると、後10日はこのまま隔離確定。周りに迷惑をかけないのを前提に、2人で協力し合って、体調の復活に取り敢えず全てをかける。2人とも食欲はちゃんとあるし、飯も美味しく食えている。