インドに到着し、早速毎日ランニングを始め、いざ外を走りに行った挙句の果てに、道路に落ちているうんこを踏みまくってガン萎えしている私です。
コロナの状況にもよるが、1月にムンバイマラソンがあるので、それに向けて密かにトレーニングを開始した。家にもランニングマシーンを搭載しておいたため、早起きして毎日4-5キロほど走ってから仕事をする健康生活がスタート。朝、ひと汗かいてから仕事をするのは非常に頭がスッキリして気持ちがいい。
本日は、日本人駐在員のみで、1.5年ぶりに会社に赴いた。一体オフィスはどうなっているんだ・・・と不安に思ったが、入ってみたら全くあの頃と同じ状態に保たれていた。オフィスを掃除してくれるメイドさんと、うちの会社の総務のメンバーが定期的に会社に来てくれ、掃除をしてくれていたようだ。
ホワイトボードはあのときのまま。インドのコロナが広がり始め、うちの会社もリモートワークを開始した2020年3月19日。ボスが号令をかけて全員を招集し、スタッフ全員で、「ではまた!各自家でしっかりやるように!」と解散したあの日、まさか、そこから1.5年が経過するなんて誰が予想したことだろうか。私の机のカレンダーは2020年4月でそのまま置かれており、当時2020年3月の予定表が壁にかけてあった。非常にぐっと来た瞬間だ。タイムスリップをしたかのような心持ち。いざデスクに座ってみると、当時の記憶がよみがえり、あたかも昨日までここに座っていたかのような感覚に陥った。インドでの生活がそれだけ濃密で記憶にガッチリ刻み込まれている証だ。
私のデスクの横にあったダンボールにふと目をやる。これは・・・・この中に何があるかはおおかた予想がつく。それは私の「靴」だ。8年前?ほどであっただろうか・・・・当時、一生履けると意気込んで購入した一足10万ほどするフランスの靴。そして、何を血迷ったのか、そんないい靴をインドで履いていた。秒でホコリまみれになったのだが、挙句の果てには、2019年12月に行った釣り会場に忘れてくる始末。それをなんとか会場から取り返してオフィスに送ってもらった。その当時、すぐ家に持って帰ろうと思ったが、ロックダウン前、「どうせまたすぐ戻って来るだろう」と思った私はオフィスに放置。そのまま1.5年が経ってしまった。蓋を開けたその先にはカビだらけになってご対面。そして絶望。一緒に会社に来ていた総務のスタッフから、「靴磨きに出せばすぐ治してくれるよ!」と言われ、速攻で靴磨きやさんに持っていってもらった。「一体、いくらぐらい掛かりそう?」と聞けば、「150円!(2足)」という。とりあえず、もう行ったれ!と覚悟を決めてそのまま進行した。果たして、私の靴はちゃんと復活するのだろうか・・・・