大企業2020年4月より、中小企業2021年4月より開始
同一賃金同一労働とは・・・
同一労働同一賃金とは、
同じ職場で、同じ仕事をする、”正規雇用の従業員”と、
”非正規雇用の従業員”との”待遇や賃金格差”をなくす
という考え方。
つまり、正社員、非正規雇用者への待遇は、仕事の内容が同じであれば、賃金や手当は同一にしましょうという考え方で、”働き方改革”の一環で行われる。
非正規雇用者
2018年の段階では、日本の労働人口の40%、2200万人が”非正規雇用”というデータが出ている。そして、今回の法改正は、労働者不足の日本において、労働生産性の向上、離職率の低下、従業員の向上のために行われる。実際、会社でも感じたことがある。非正規雇用者の方々も、とても責任を持って仕事している。しかも、年次契約の為、正直な話、正社員よりも仕事に対して熱心であった方も見受けられたというのは、正直な僕の意見だ。
この度、法改正により、非正規雇用者と正規雇用者の差を縮める働き方改革。これはこれで、結構自分は賛成派。実力のある非正規雇用者に正当な評価をするべきだと思っている。
しかし、その結果、何が起きるか・・・
もちろん、非正規雇用者への給与面や待遇面を向上させるために、人件費をその分会社は払うことになるのだがその財源はどこからやってくるか。財源が無い会社が存在してもおかしくない。すると、どうなるか。
その差を、
正社員への財源をカットする事により、
差を縮めることも
起こり得る。
実際に、日本郵政がその禁じ手を実行した。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55671
また、正規社員のリストラが増加するとも言われている。
”自分は正社員”なんてあぐらをかいているなんて言語道断。
仕事ができる人が生き残る時代がやってくる。そして、多分、専門分野に秀でた力が必要な気がする。
自分には、何の専門性があるのか・・・・ここインド駐在中の数年間。名一杯考える必要がある。
時代が変わる
いい大学に行って、大企業に正社員で就職。
すると、一生安泰、終身雇用。
。。。。。。。。
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。。。
僕が、高校、下手すると大学にいたころも、こんなことは当たり前に叫ばれていた時代が、全く変わってしまった。
2020年波乱の幕開け
- コロナウイルス
- 増税後GDPマイナス
- オリンピック開催
- そしてオリンピック後の冷え込み
- 同一労働同一賃金
と、波乱の幕開けとなった。
ネガティブになりそうだけど、新しい時代がやってきたときに、その時代に合わせてどのように自分が変化するか・・・これがとても大事なことだと思う。会社は簡単に変化しない。まずは自分が変化しなければならない。主体性は自分。
また、自分を奮い立たせるべく、このスピーチを聞いておくか・・・・
自分に勇気を与える東京大学のスピーチ。