なんか話が噛み合わない。。
シンガポールのボスから連絡が入った。
何が噛み合わないかって、
シンガポールのボスが計算する粗利率と、
インド人が計算する粗利率が違うというと。。
んな訳あるかい!
皆そう思うだろう。
そらそーだ。。
俺たち日本人のビジネスマンは、
粗利率=粗利/売値✖️100 と計算している。
10円で買って、20円で売ったら、粗利率は50%だ!
それが俺たちの”普通”だ!!
ところが、、話が編み合わない
なんでだ?!
シンガポールのボスがさらに、
そのインド人に突っ込んでくれた。
そして、インド人スタッフに全ての計算式を出させた。
すると。。
粗利率=粗利額/仕入値✖️100で計算している。。
むむ?
なんで?!
自分ら頭おかしーんじゃねーか?!
“普通“は、売値で割るだろ!!
インド人『いいえボス。。。インドには2通りあります。。』
私『マジで?ちょっとまて。。一回電話切るわ』
。。。。
別なインド人に電話する。。。
私『あーもしもし、インド人A?ちょいと聞きたいことが。。インドでは、、粗利率の出し方二つある?』
A『いーぇす。。それは、仕入値で割るか、売値で割るかです。。』
私『それ!なんで、、そんなん分かれてる?!普通売値だろ!!』
A『はい。。これには歴史があります。。我々インド人は、、小学校からの教育課程では、粗利率は仕入値で割ります。。しかし、勤め始めたら、売値で割ります。。』
私『なんで!!そんなややこしいことするんだよ!!』
A『それはなんとも。。なので、粗利率も仕入値で割ってるか、売値で割ってるか、ちゃんと注意しないといけないです。。』
私『わかった。。』
ややこしすぎだろ。。
てか、シンガポールのボスとこの話をしたときに、
国際会計基準での決算書は、
粗利率は、売値で割るもの
なので、基準を統一しなければならないな。。という話にはなったものの、
そもそも二つの概念があって、
それを混在させるなんて、考えてもみなかったわ、、、
確かに仕入値で粗利率を割れば、
数字はよく見える。
なんせ、分母が小さくなるのだから。
この野郎。。危うく出し抜かれるところだったぜ。。
ただ、もしインドで国内でそれがまかり通るなら、
そのケースケースで言い方を変えるのはアリかも知れない。
しかし、取り敢えず、僕のスタッフには、
俺への報告物は全て、
売値を割った粗利率で報告してこいと統一するか。。
『普通』は、『普通』じゃない
俺は当たり前だと思ってた概念が、
当たり前じゃない。
そして、それに気がついて
また調整していく。。
インドめ。。。
手強いぜ。。
だか。。。
おもろい。。