2023年11月12日の備忘録
お久しぶりです。
気がつけば、4ヶ月近くブログを書いていなかった。この4ヶ月間は、インドに来てからの4年間で最も忙しく、メンタル的にもかなり追い込まれた時期であった。ブログを書く余裕もなくなり、気がつけば書かない習慣が出来てしまったことに気がついた。
ようやく、心理的にも少し余裕が出てきたので、また少しブログを綴ってみることにした。インドでの生活や、仕事の様子、最近の出来事など、思いついたことを少しずつ書いていこうと思う。
Diwali
インドは、現在、日本でいう「年末」となる。そして、新年のことを、「Diwali(ディワリ)」という。インドのディワリは、ヒンドゥー教最大の祭典であり、光の祭典とも呼ばれる。ヒンドゥー暦のカーティカ月の新月の夜(グレゴリオ暦では10月から11月)に5日間かけて祝われる。今年のディワリ本番は、11月12日である。さらに、11月13日の週は、ほぼディワリムードとなり、皆実家に戻って行き、実際正常運転になるのは、11月20日の週からになる。
ディワリの起源は、古代インドの神話に遡る。ラーマ神が悪魔ラーヴァナを倒した際に、ラーマ神の帰還を祝い、街中に灯りをともして喜びを表現したのが始まりとされる。
ディワリには、いくつかの意味や解釈がある。
- 光が闇を打ち破り、善が悪に勝つことを祝う。
- 新年の到来を祝う。
- 商売繁盛を祈る。
- 家族や友人との絆を深める。
ディワリの期間中、人々は家や街をきれいに掃除し、新しい衣服を着て、ディヤ(油ランプ)やランゴーリー(色とりどりの砂絵)で家や街を飾る。また、家族や友人と集まって、おいしい料理を食べて、花火や爆竹を打ち上げ、お互いにプレゼントを贈り合う。
ディワリは、インドの国民の祝日であり、インドの文化や伝統を象徴する重要なお祭りで、インドの国民にとって、一年で最も大切な祭典の一つである。この時期には、インド中が華やかな雰囲気に包まれる。
弊社でも、ディワリを祈願したイベントも催しした。