2022年12月31日の備忘録
今回の旅のマップ
ダラダラする
昨夜は疲れ果てて9時には寝た。翌朝12月30日私はやりたかったことがある。それは「朝晴れているうちにダージリンからの眺めをみる」ということだ。何故なら天気予報を見る限り、私がここにいる間はほぼ曇り。朝しか晴れていない。
しかし、朝7時に一旦は起きたものの、即そこから二度寝三度寝を繰り返し、結果ちゃんと起きたのは11時。すでに空は曇り空だった。
あー。もういいや。こうなったらダラダラするしか無い。そう決めた私は、一旦外を散歩することに。とはいえ、どこか当てがあるわけでもなく、取り敢えず昨日と同じく「ダージリン駅」を目指した。
モモを食べる
「モモ」とは、「餃子」だ。ここヒマラヤでは、中国が近い為、モモという餃子が有名。てか、モモ自体は、インド全域に伝播しどこでも食える代物となった。ただ、せっかくヒマラヤに来ているのだからとりあえず食っておこうと思い食った。
明日のパーミション取らないと。
一つ肝心なことを忘れてた。それは、「パーミション(入境許可証)」だ。インドでは、州によっては「入境許可証」を事前に申請しないと入れないエリアがある。特に、環境保護の観点から、日本でいう所謂「秘境」や「奥地」と言われるような場所で、インドの北東部のエリアに多い。明日12月31日に私が向かう「ペリン」という街は、インドの「シッキム州」の中にあり、その州に入るには「許可証」が必要となる。
そのことは、来る時の飛行機の中で分かっていた。私は、iPadの中に「地球の歩き方」を入れてて、フライトの中で予習をしておいた(もっと早く予習しろって話なのだが)。
地球の歩き方
ただ、問題は、自分が向かう場所は、「地球の歩き方」の中でも、2ページぐらいしか載っていないようなところで、詳しい情報は無い。なので、現地に着いてから色々調べる必要があった。
余談になるが、「地球の歩き方」のページ数が少ないからって、有名で無いわけでは無い。逆に、そういうところに限って、「日本人には有名では無いが、インド人には有名」ってところが沢山ある。現地の人に有名なところの方が、実は、凄い見応えがいい場所だったりする。なので、「地球の歩き方」に、少ししか載ってないところを、あえて目指していくのを私はとてもおすすめしたい。だが、リスクとしては、情報が少ないので、自分で頑張る必要あり。
頑張って許可証取りに行く
早速、「許可証」の発行場所を調べた。すると、2工程踏むことがわかった。外国人登録センターを訪ね、そこで外国人登録を済ませ、さらにそこから1キロほど離れたところにある行政事務所に行き書類にハンコをもらう必要あり。
まずは、外国人登録センター。なんとかGoogleで調べて向かうものの、ここでも困難が。さすが2300mのエリア、ネットがあまり良くないことに加え、ダーリンの街自体が迷路のようになってて、Googleを使っても道に迷ってしまうのだ。
この外国人登録オフィスの場所も曲者で、「Google map」と「実際の場所」が合ってない。なので、オフィスの前で何回も色んな人に聞く羽目になった。
ここで、書類を書き、「行政事務所(office of the district magistrate」へ向かう。
これで明日、シッキム州の街「ペリン」へ入れるぜ。ここまで全部楽勝!と言いたいところだが、道中、結構いろんな人に道を聞きながらやっと辿り着いた。でも、こうやってその場で自力で何とかするってのも、この旅の醍醐味でありそれが面白さでもある。
ダージリンに来たら、ダージリンティーだろ
そして、ダージリンに来たわけだから、飲まないで帰るわけにはいかない「ダージリンティー」。とりあえず、入境許可証を取った後、その辺の道にいる現地民に、
「有名なダージリン屋教えて」
と、聞いて、教えてもらったところに行った。「Nattmulls」というブランドが大事そうだったので、取り敢えずそこに向かってみた。ただ、これも曲者。「Googleマップ」と、「実際の場所」が合致していない。
飲んでみての感想は、
あー。。。
まー。。
普通のお茶だな。。
妻とインド店へお土産買ってその場を立ち去った。
多分、美味しいんだとは思うのだが、すまん。。私は、普通のティーと一体何が違うのかよく分からなかった。。