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備忘録

Indianlife

821回目:妻に会う11〜内モンゴルを堪能する〜   

2022年10月3日の備忘録

内モンゴルを堪能する

内モンゴルに着いてまず驚いたことがある。それは、家族の関係がめちゃくちゃ近いということだ。私は、「通遼(トンリャオ)」という場所にいる。トンリャオの街は、内モンゴルの中の第三?ぐらいの街で決して大都市ではない。田舎の中心街的なところ。

ただ、内モンゴルというと、大自然の遊牧民的な景色を想像するかもしれない。

確かに、こういう大自然のところには行った。ただ、これは本当に街から数時間車で行くようなところで、遊牧して、テントで生活しているところなんて、全く見ることもなかった。実際はこういうところだ。

また、そんな田舎の街では、一定のエリア(徒歩圏内)の場所に、みんな親戚が住んでおり、良くその家間を行き来している。私達が来ているということもあってか、その頻度もより頻繁になっている気がした。

日本と全く違う文化(特に飯)

基本的に私たちは、毎日昼と夜は、どこかの親戚の家、もしくは、親戚と一緒に外食をしていた。夫婦2人きりで飯を食ったのは、1回?ぐらいだっただろうか。昼はおじいちゃんとおばあちゃんの家で、そこに集まってくる親戚と一緒に飯を食い、夜は叔父の家で、そこに集まってくる親戚と一緒に飯を食い、てな感じでその時を過ごした。それが終われば、おばあちゃんが大好きなポーカーゲームが毎晩繰り広げられる。

核家族が進んでいる日本の社会では、もう残っていない家族の文化のように見えた。ただ、インドに戻ってきてからこの話をすると、インド人は皆「そうそう!インドの田舎でもそういう感じです!」と、私に言ってくるところから、きっと昔の日本にもこのような文化があって、近代化が進むにつれて消えていった文化なのだろうと思った。

内モンゴルの飯はむちゃくちゃうまい

中国は広くエリアによって食事の種類が変わる。日本人に馴染みのある中華は、多分中国の南側(広東省)になってくる気がする。飲茶(ヤムチャ)的なやつだ。このヤムチャもうまいのだが、その全く逆サイドの北東部内モンゴルの飯は、絶対日本人に合う味付けだと確信する。家庭料理はもちろん、その地の特産物的なものも色々食ったが、「これは食えねーな」というのはほぼなかった(肝臓とか、血系は元々嫌いなので、それ以外)。

醤油ラーメンと肉の塊

これは、内モンゴルの人たちが「朝」に食べるラーメン。醤油味で非常にうまい。最初食べた時びっくりした。こんなラーメンが中国にあったのかと。ちなみに、日本で食べてるラーメンは、日本人用にアレンジされた日本独自のラーメンとして進化しているため、中国のラーメンとは全く違う。なので、日本の味に近いものが、現地飯カテゴリーで見つけられたのはびっくりした。この骨つきにくもめちゃくちゃうまい。一番ビビるのは、これが「普通の朝食」である事だ。

ラーメンと牛肉

ここ内モンゴルは、「牛肉」や「羊肉」が名産で、非常に旨い。お土産に乾燥牛肉スティックをムンバイに持ち帰るほどだ。これは、ビーフジャーキーをさらにうまくしたイメージだ。下はラム肉。

ラム肉

バーベキュー

これは、現地の串焼きバーベキュー。基本美味かったのだが、「幼虫の蛹」だけは、一回食って諦めた。

内モンゴル火鍋

中国の火鍋(ひなべ)は非常に好きで、今回3年ぶりに食うことができた。特に、下の写真は、内モンゴルの火鍋ということでその味を堪能。今まで食った火鍋の中でも最上級に美味かったかもしれない。食いすぎて下痢になりかけた。

内モンゴルの蕎麦

内モンゴルのこのエリアは、中国に広がる蕎麦粉の産地でもあるようで、その原料は日本へも輸出されているとのこと。たまたま食ったその蕎麦は、日本の蕎麦とは異なるものの、全然イケる味で、お腹がいっぱいであったにも関わらず完食した。

下記写真は、妻の従兄夫婦と過ごした時間

長い時間一緒に時を過ごしてくれた従兄夫婦。自分にとっては、年下の義理の兄の夫婦みたいなもんだ。この夫婦とは一生の仲になる。めちゃくちゃ気を使ってくれて感動すら覚えるほどだった。これからずっと仲良くしてほしい関係だ。

内モンゴルの町では、「レンタル電気バイク」が発達してて、その辺に駐車してあるバイクをレンタルして走ることができる。ヘルメットつけてる人なんていない。てか、自転車と同じ感覚で運転できる。大体100円以下でレンタルして走れる。

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