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807回目:ラダック旅行記⑥ Pangong Tso(パンゴン・ツォ)再トライ

2022年4月16日朝6時30分

メラク村で一夜を過ごし朝を迎える。朝日が眩しく、その光が目の前の「パンゴン湖」を照らす。昨晩は10時には就寝し、一回も起きる事なく目覚めた。また、標高4300mのエリアにいるにも関わらず、高山病の症状はもう出なくなっていた。旅行代理店の「サチさん」に教えて貰ったのだが、標高が高いところに急に来ると、もちろん酸素が不足して呼吸が沢山必要になる。しかし、睡眠を取ると呼吸が浅くなるため必然的に脳へ酸素が行き渡ら無い。なので頭痛が起きると。なるほど、確かに、今まで高山病による頭痛を経験したのは、夜や、車で昼寝した後だった。

「パンゴン・ツォ(湖)」再トライ

8時にメラク村を出発し来た道を戻る。要所要所で車を止めてもらい写真を撮った。少しは雲があったが、「パンゴン湖」の朝の澄んだ空気、太陽の照り返し、ブルーのグラデーションの水面、全てがいい感じに混じり合いナイスショットを収めることが出来た。

朝のパンゴン湖(標高4300m)
雪山✖️パンゴン湖

また、映画「3idiots」の撮影ポイントになっている場所も訪問した。一つ驚いたのは、「パンゴン湖」のシーズンは5月から10月で、ハイシーズンになると、インド人で溢れかえり、一日400500台程の車が「パンゴン湖」を訪れ観光をする、そして、道は大渋滞になり標高5000mで渋滞にハマルこともあると言うこと。私が訪れた4月中旬は、観光客っぽい人達がチラホラいる程度で、景色も独り占めすることが多かったので、結果的に超ラッキーな季節に来ることが出来たんだと実感した。

3idiotsの撮影ポイント

ヒマラヤ山脈をドライブ

「パンゴン湖」から「レー」の街に帰る。一昨日来た道と違うルートでの峠越えとなる。

B→Cのところ

一昨日は、「レー」から「ヌブラ渓谷」、その間に「カルドゥン・ラ(標高5481m)」があり、「カルドゥン・ラ」は、「車で通過できる世界で最も高いところ」である。

本日の帰宅コースは、「パンゴン湖」から「レー」、その間に「チャン・ラ(標高5391m)」という、「車で通過できる世界で2番目に高いところ」を通過するらしい。行きと違って天気がフルパワーマックス良好!これは楽しみだ!

チャンラへ向かう山道(多分標高5000mぐらい)
峠ごえのためにチェーンを装備

「チャン・ラ」に到着、そして「レー」の街へ

無事、「チャン・ラ」に到着し早速記念撮影。ただ、インド人観光客が群れを成しており、なかなか記念撮影スポットの前が開かない。ずっと待っていると、だんだんとぼーっとして来た。この気圧に頭がなんとなく締め付けられる感覚が来た。悟った。これは高山病の兆候だと。そして、即記念撮影スポットの前で、インド人観光客に一言「頼む!一瞬でいいから一回その場所開けてくれ!!!」。私は叫んだ。そこで漸く撮った一枚がこちら。

チャンラ(標高5391m)

写真を撮ったら、ダッシュで車に戻り、「いくぞ!!下山しよう!!」と運転手に懇願。幸運にも高山病になることなく下山をし、「レー」の街に戻ってくることが出来た。「チャン・ラ」へ向かう道中、ヒマラヤ山脈の大絶景がものすごかった。。ヒマラヤ山脈にハマりそう。いや、既にハマった。

峠ごえ(標高5000mオーバー)

続く

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