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備忘録

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8回目:信頼関係

サプライヤーとの関係

僕は2010年にとある製薬会社に入社して商社部門に配属され、数年間アパレル製品の海外製造と営業を行っていた。ここで、ときたま議論が分かれるのは、

お客ありきか、メーカーありきか、、どっちが先か。

どっちも大事なのだけど、そんな会話がたまに行われてきた。

威勢の良かった若かりし頃は、オーダーありきで問答無用に委託工場が服を作れと思っていたが、徐々に自分の手に負えない程仕事が増えてくるとその考えが変わっていった。

今では、間違いなく、

”工場あって初めて商社の僕らは営業が出来る”

と自信を持って言えるだろう。

というのも、オーダーありきでその後にメーカー探して委託という観点では、本人がその生産管理の責任を負って一人で賄いきれない仕事量になるし、信頼関係が確立しきれていない。

しかし、人間一人が出来ることはたかが知れてて、如何に自分の仕事を信頼のおけるメンバーにその仕事を分配していければ、さらに自分が新しいことにチャレンジできる時間を設けられる。どれだけ自分が信頼できるパートナーと組めるかというのがビジネス拡大のミソとなる。

鶏が先か卵が先かという考え方になるけど、過去の自分からしてみれば、自分が責任を全て抱え込んで二時三時まで仕事してた時は死にそうになったけど、信頼のおけるメンバーを僕の協力者として取り込んで行けば、僕も楽になり、いつの日かお客も工場も喜ぶ仕組みが出来上がっていた。

信頼のおける工場と組み、その各工場に僕の専属アシスタントを設置するという方法によって、自分には手間も費用がかからず、かつオーダーも集中させて工場が潤う仕組みとなった。

ここに至る大事な点は、アパレル商品の生産の場合、何故か日本人がメーカーである中国人に対して上から目線で工場を支配するような対応をとって工場に無理を効かせる交渉をしているのが、実は逆効果ということ。

その根底にあるのは未だに、日本人は昔ながらの中国を日本よりも下に見ているというのがある。でも、実際はニュースや統計を見ても中国は日本よりも確実に経済成長をしているし先進国になっている。

ここでポイントなのは、中国の工場たちは内心、日本人の立ち振る舞いをわかってて、それを飲み込み、オーダーを入れてくる日本人に対してヨイショてくれるということだ。

だから、偉そうな日本人と、したたかに受け取る中国人で、どちらがアホかと言われたら実は僕ら日本人なのな明らか。明らかに大人な対応をしているのは中国人であった。

そんなことに気がつき、、実際に工場に質問してみたことがある。

"お客としてオーダーを入れてくる日本人はみんな偉そう?それムカつかない?"と。

中国工場の答えはみんな同じ。

中国工場. ”いや、、そーですけど、、んん、、でも、、オーダーが。。いや。。”

これはつまり、みんな偉そうで、お金のために工場はやむなく仕事してるという現れだ。

じゃーそしたら、僕はその逆を行こう。おれ達はチームだよ、楽しく行こうと。

ビジネスはフラットな関係が多分大事、かつ他社ライバルはみんな偉そうなので、僕はその逆を行こうと信じ仕事をした結果、何となく僕の商品が優先された様な経験は全ての工場で感じることができた。これが、アパレル生産時代に学んだ大きな経験。

人種や国籍なんて関係なし。全ては人間対人間。というマインド。

このマインドは駐在でも大事にしていきたい。

アパレルビジネスを離れた今でも一ヶ月に一回は各工場と世間話を続けている。みんなチーム。

僕がインドに行ったら、かつてのパートナーだった中国の皆んなともう一度新しいビジネスやってみよう!

また電話します。

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