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備忘録

Indianlife

798回目:アンモニア混焼

ついに出た!特大級の一発

本日、兼ねてから日本とインドで取り掛かっていたプロジェクトが、遂に弊社の「プレスリリース」と言う形で公開されたのは勿論、NHKのニュースや、各マスコミにも取りただされた。

案件としては、「インドでのアンモニア混焼実証実験」を、インドの財閥「アダニグループ」と、日本のメーカー「IHI」で行われ、そのバックには日本政府とインド政府が控える。そして、それをお膳立てしたのが弊社の日本本社とインド店という形になる。

世界が注目する分野

石炭火力発電エネルギーは、二酸化炭素の排出が問題となり、特にインドではそれが特に顕著で、環境を配慮した発電技術というのが必須とされていた。そこで登場したのは「アンモニア混焼」。火力発電の際に、石炭をガンガン燃やす中に、アンモニアを混ぜる事で、少しずつ二酸化炭素の排出を減らしていこうとする試み。なので、今回の案件は、日本政府の後押しは勿論、3月19日にインドに来た岸田総理の意向にもガッチリ沿う形となった。昨今のロシアの戦争で天然ガスが急遽滞る事もあり、石炭の代替エネルギーの確保は日本の急務。これは、世界が今最も競っている「脱炭素」ビジネスの最有力分野、そして、その分野で私のチームがインド側で大活躍してくれた事、これ以上嬉しいことはない。

皆んな凄い頑張った

また、日本側では元インドのボスを筆頭に、優秀な若手達が活躍し、インド側ではインドのボスを筆頭に、インドメンバーが活躍している。今まで数々の仕事に従事させてもらったが、本日程、世の中に絶大なインパクトを与える仕事に触れたことはない。

実際、私が実務の中で何をやったかというと、具体的にやったことはほぼない。私の仕事は、インドで活躍する自分の実働チームが、「より自由に、より挑戦的に、より伸び伸びと、楽しんで仕事が出来る環境」を整え、彼らの想いや悩みを、色々な形で頻繁に聞いて、この会社に愛着を持つように徹した。そして、後は、誰に何と言われようと、自分のチームにガンガンやらせること、それだけだ。

もっと最強のチームを形成する

私たちインド店は、日本本社のお力添えと、日本のリーダーシップの元、過去の先輩達が切り開いた土壌の上で、更なる躍進を遂げる。私は、インド側で最強のチームを作り、後はそのチームに仕事させる。これに徹するのみ。

頑張れ!走れ!止まるな!困った時は相談しろ!ただ、俺も解決できるかわからん!でも、取り敢えず言え!常に、一緒に成長し続けるぞ!

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