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備忘録

Ideas Life

708回目:FACTFULNESS〜パターン化本能〜ひとつの例が全てに当てはまる〜

問題9:世界中の1歳時の中で、何らかの病気に対して予防接種を受けている子供はどれくらいいるでしょう?

A20% B50% C80%

答えは「C」80%。ちなみに、これは最も正答率が低い問題であった。どうやらメディアや、発展途上国の国々の人たちは未だに予防接種が受けられないと思い込んでいる人が非常に多いようだ。

パターン化本能

「あの人は、●●の出身だから××だ」「この人は△△教だから■■に違いない」「あの人は長男だから●●だ。」

私たちは、ついついこんな風に考えてしまいがちだ。でも、本当にそうだろうか。人は無意識に物事や状況をパターン化し、それをすべてに当てはめてしまうもの。これが人間に備わっている「パターン化本能」。パターン化は生きていく上で必要な思考の枠組みだが、誰しも分類の仕方を間違えたり、少数の例や一部の例外的な事柄を基に、グループ全体の特徴を決めつけてしまいがちだ。「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込みは、思考停止につながり、物事への理解を妨げるだけでなく、重大な機会損失にもつながる

 これを防ぐには、常に「自分の分類の仕方は間違っているかもしれない」と疑い、強烈な印象の「例外」にとらわれ過ぎていないか等、よく使ってしまう分類を見直し続ける必要がある。また、過半数を超えたからそれは不変の真理ってわけではない。たまたま過半数を超えているだけかもしれない。なので、「過半数を超えたからそれが正しい」なんてことはありえない。

パターン化は無意識に起こる

 パターン化は無意識に行われる。だから本人は自分でパターン化してしまったことにも気が付かない。そして、パターン化した張本人は、未来が見えているような錯覚に陥るため、「他人の他の知見」を「アホ」だと思ってしまう。自分の経験に基づいた知識があるがゆえに、「これはこうなってしまうので、こうなってしまうに決まっている」と決めつけてしまう。違う。実はそのパターン化してしまっている張本人の思考自体が、ただの本能によって動かされているだけで、実は、思考は止まったままである可能性も高い。なので、自分の考えを持った上で、他人の意見を貪欲に吸収する姿勢ってのは、めちゃくちゃ大事ということだ。それが無意識に起こるパターン化本能によって、選択肢が狭まった自分自身の知見を広げてくれる有効策となる。過去の事例に基づいて、「これはこういうもんだ」となんの思考もせずに助言してくるおっさん達は、要は、パターン化本能で、ただ思い込んでいるだけで、実は何も考えていないってことかもしれない。

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